バーバ・イズ・バック!!!

バーバと共に、ブログも復活!

 

とは言っても、バーバはレギュラー復活、というわけではなかったけれど。

 

Law & Order、そしてスピンオフとして始まったSVU(Special Victims Unit)性犯罪特捜班を欠かさず見続けて十数年。その間海外ドラマをめぐる環境も激変し、今やサブスクリプションサービスもよりどりみどりの時代。なのになぜか、SVUを放送するFOXチャンネルは、SVUに関してはなかなか厳しい条件をつきつけてきたのでありました。

ウォーキング・デッド」などの大ヒットドラマはあちこちのサービスで見られるのに、SVUは、期間限定。しかもすべての配信サービスで見られるわけではなかったので、ケーブルTVの契約を解除した私は、泣く泣く諦めていたのですね。FOXチャンネルに直訴はしたけれど笑

 

その願いが通じたのか、ふと気づくと、契約しているU-NEXTで、なんとSVUの放送始まってる!気づいたときには、やっぱり期間限定で、シーズンの途中だったので、もろ手をあげて大喜びではなかったのだけれど。それでも見られるものは可能な限り見て、シーズン20の後半だけどうにか追いついたと思ったら・・・

いつの間にか、今度はFOXチャンネルのリアルタイム配信が始まっていた!

これに関しては、U-NEXTさんにもちょっと改善お願いしたいのですが・・・「海外ドラマ」のところに行くと、トップにでかでかと「FOX」のバナーが。でもこれだけだと何のことだか分からなくて、しばらくスルーしてました・・・要は、そこをクリックすると、そのときに放送されてる番組が見られるということらしい。

ちょうど、SVUのシーズン20があっという間に終わってしまって寂しく思ってたときだったので、飛びつきましたよ!・・・ただ飛びついても、リアルタイム配信なので、SVUがいつやってるのか調べなきゃ意味がない。というわけで、久々にFOXチャンネルの公式サイトに飛んで、月間番組表を二か月分くまなくチェックし(ページ内検索で「性犯罪」で出して)、メモして、Googleカレンダーに入れましたよ。なんだこの、デジタルなようでいてダダ漏れるアナログ感は。。。

…ただ、ここでもちょっと困ったことが。運悪く、SVU放送時間と自分の生活時間が合わない!! 月曜朝4時とか無理だし( ノД`)シクシク…平日14時も、子どものお迎えだし(´;ω;`)ウゥゥ 唯一見られそうなのは、金曜夜10時。これでも鬼の形相で子どもを寝かしつけ皿を洗い部屋を整えて、ギリギリセーフというところ。

せっかくの配信サービスなのに、なぜか必死で番組表に合わせるという理不尽な毎日を送っているのでありました・・・。

それもこれも、SVUへの尽きない愛情のたまもの。この際、不便だの理不尽だの言ってられない。SVUの前では私は圧倒的に弱者であり敗者。ていうか闘うことさえ放棄して完全にサレンダー。なので、毎週金曜に携帯に表示される「SVU 22時」の文字に心躍らせながら、テレビの前に陣取りました。久々に見るSVU。懐かしさに感激。いつ見ても変わらないこの硬派感。アメリカの今が描かれてる。こうでなくちゃ。

 

感じたことを全部事細かに書き出していたら超めんどくさいブログになってしまいそうなので、気になったことメモ(ああ懐かしいこの感じ(´;ω;`)ウゥゥ)

 

〇NYの今描いてる、スゲエ

Law & Orderシリーズは、アメリカで今、起こっていることを題材にする、そのフットワークの軽さがすごいと思っていたけれど、この、コロナ禍のニューヨークまでも描いちゃうとは。すごい!みんなマスクして、やっぱりちゃんとロケをして(公式ツイッターなどで様子は見ていたけれど、この状況下でのNYロケ、すごいことだと思う。許可するNYもすごい。クオモかな)、ワインスタインの件っぽい事件もちゃんと取り上げて…環境が変わっても、SVUはSVUだったよう( ノД`)

 

〇”Rollisi”を楽しみにしていたら…まさかの!!

SVUファンならご存じかと思いますが、”Rollisi”の二人ですね。ロリンズとカリシ。私の以前のブログでも書きましたが、私はLaw & Order本家とSVUには、“Stay 硬派”を貫いてほしいんですね。他の多くのドラマのように、しょっちゅう登場人物とくっついたり離れたりの恋愛模様とか、要らないんです!それもいいんだけど、この二つのドラマには、あくまで捜査と裁判に専念してほしい。そしてここからが厄介なのが、あくまでこの“縛り”の中で、ほんのちょっとの絡みとか、じゃれ合いで妄想を膨らませて楽しみたい変態なんですね。

勝手にカップリングしてその二人を応援することを英語では“Ship”(“Relationship”からきている)というみたいですけどね、あくまでそこにフォーカスをしないながらも、ちょっとずつ小出しにされる”Rollisi”プレイを楽しんでいたわけです。だから今回SVUを再開するにあたって、楽しみの一つがこの二人の行く末だったんです。

が!が!なんだよいきなり、フィンが元パートナーと結婚かよ!?あれ、もう奥さんいなかったっけ?それ実生活?なんだかフィンとアイスTがごっちゃになって混乱。しかしこのお相手の女性、刑事役多いね。「ブルー・ブラッド」でも刑事だったし、「ザ・ボーイズ」でも刑事で、頭ぶっ飛ばされてましたね(ネタバレ御免)。

まあいいや、フィンはフィンで頑張って、って感じで(あっさりーw)、Rollisiの方も、素晴らしい小出しシーン、ありました!これがもうね、私的には大満足の、絶妙な塩梅の親密具合で。

ちょっとコーフンしてチェックリスト作っちゃった。幸せのリスト。

 

〇NYで、

○大晦日で(クリスマスじゃないところがまた憎い)

〇アマンダの自宅のリビングで(カリシがいつも出向くっていうねw)

〇カリシが、ピザ持ってきて(カリシがいつも差し入れするっていうねw)

〇子どもも傍でソファーで寝てて(大晦日だから特別なんだろうね。)

〇だから適度に部屋も散らかってて(要するにカジュアル感ね。レイド・バック感ね。おしゃれして特別な店で二人きりでディーナーデートとかじゃなくね)

〇カリシが、母校のパーカー着てて(個人的にはここが一番のポイントw 超可愛い♡)

〇その横で、アマンダが寝てて

〇ちゃんと毛布かぶってて、きっとそれはカリシが優しくかけてあげてて(妄想)

〇アマンダが…アマンダが、カリシにもたれて寝てて!!!

〇カリシもそこで、当たり前のように胸&腕を貸してて!!!ぼーっとテレビ見たりして

〇二人の間に何かあったわけでもなく、性的なテンションがあるわけでもなく、ただ二人で過ごしている

 

ああ…これを、幸せと言わずして、何を幸せと言うのでしょう!!!!!!!!!!!

 

し・か・も。この二人、これだけじゃないよ。ツイッターでつい先のシーンを見ちゃった(#^.^#) ああ、公式ツイッターを見ちゃうとだいぶ先を行ってるので自分にネタバレになるので困っちゃうんだけど、誘惑に負けてしまう。

 

〇バーバ・イズ・バック

 そして、バーバですよ。あのバーバ。なんかちょいちょいゲスト出演してる模様。シーズン20ではがっつり出てたし!しかしバーバはあんな暴走キャラだったっけ?と思ったり。辞め方がアレだったから、いろいろあるんだろうなあ。あ!それで思い出したけど、カリシは、刑事から検事になったんですねえ。勉強頑張ったね、カリシ。それでバーバと闘うことになっちゃって、ちょっと気の毒だったけど、ボロボロの革鞄持って(なんでも、カリシ役のピーター・スカナヴィーノさんのお父さんのものみたいよ♪素敵)、給料安いNY検事の方やってるっていうのがカリシらしくて応援したくなりました。

 

まだ数話しか見れてなくて、そこまで見ごたえある回もなかった気がするんだけど(好きな割りに私も辛口だなあ)、でもそこも含めて安定のS・V・U!!フー!!!(チアリーダー風に叫びたい)

なんかもうね、ここまで惚れこんでるドラマだと、多少のマンネリ感とか、出来の波とかね、どうでもいいの。ただ、見れるだけで幸せ。

あなたは、あなたのままでいい。ありのままのあなたが好き。

なんだか人間関係だったら最高で最強の境地にまで達してしまったSVUへの愛。

金曜の夜に、ビールでも飲みながら「カンカン!」の音とともに浸る硬派な時間。こんな日々をまた送れるようになるとは。夢のようです。

 願わくばU-NEXTさん、またはFOXチャンネルさん、見放題でいつでも見られるようにしてください!!お願い!!!

○○制限&便秘にご用心

さて、長い自粛期間中に筋トレをすることを決意し、励んだ毎日。HIITのやり過ぎ、反り腰問題が発覚し、よーしこれで盤石だ、と再びエクササイズにまい進。

…しかし。やった感はあるものの、それが体重に現れない。結果がコミットしないのである。そこで初めて食事にテコを入れざるを得ない状況に。「早くやれよ」という話なんだけれども、私は酒飲みなので、普段からあまり甘いものには興味がなく、そんなに暴食してない自覚があったので、食事を「極端に」制限するのに抵抗があったのだ。しかも、性格的に、食事をシビアに制限すると、必ず反動が来ると分かっていたので、なるべく手をつけたくなかった領域。なまじっか知識もあるために、自分の普段の食生活に、それほど改善する余地がないと「思い込んでいた」のだ。今思うと本当にここが最高に最低に浅はかだった。

 

まず最初に、私も御多分に漏れず、糖質制限してみましたよ。ゆるだけど。ご飯を減らしていって、最終的には一回の量が50gぐらいまで。でもこれは、本当にストレスたまるね。最初から糖質制限は嫌いだったし、健康的にも、人に薦めたいものじゃないと改めて思った。

そして、結果は出なかった。最初の方こそすこーし減ったものの、あとは全然。体調的にも、なんだか耳の辺りがつまった感じが続き、とても不快だった。一番ストレスだったのが、このあたりから便秘が始まったこと。何日間も出ない、とかいうわけじゃないけど、とにかくすっきり感が以前と比べて圧倒的にない。ずっとお腹の中に詰まってる感じ。だから相変わらずお腹は引き締まらず。運動と糖質制限を続けながらも焦りばかりが募る。

 

「どうしてなんだろう?」自問する毎日。こんな風に運動も食事制限もしていなかった、自粛が始まったばかりの頃。私はなぜか、するすると痩せていき、一時は大台を切ったこともあったのだ。そこで思い出したのが、快便の日々。とにかく出した後のすっきり感があったのだ。お腹もすっきりしていったし、ズボンもゆるくなっていった。それがいつの間にか、便意もなかなか起きなければ、出てもすっきりしない。運動してるし食事も気を付けているにも関わらず!なぜ、どうして?!

「もしかして、糖質制限がまずいのでは?」運動は変わらずしていたので、他に変えたことと言えば、糖質を控えていたことだけ。

そこで、またしても調べてみた(調べてばかり苦笑)。すると!さすが流行っているだけに、糖質制限をポジティブにとらえるor糖質制限体験レポート情報の洪水状態の中に、ほんの少しだけ、糖質制限とは真っ向から対立する意見があった!!(一応信頼できそうな専門家が発信する情報だけを探しました)しかも嬉しいことに、「ご飯をしっかり食べよう」という趣旨💛これを見つけたときは嬉しかったねえ。あと、自分はてっきり「ご飯よりおかず」派だと思っていたのだが、「ご飯大好き」人間だというのも新たな発見だった(他の人には「知らんがな」なんだけど)。

なんでも、便の材料になるのは食物繊維で、野菜などに比べてご飯からとる量の方が多いので、とにかくご飯はしっかり食べること。実際、昔の日本人の食事は、おかずは少なめで、ご飯をたくさん(茶碗に2杯とか)とっていた。

というわけで、一汁一菜とかの、質素なおかずor 具だくさん味噌汁 と多めのご飯、という食事スタイルに変えてみた。ご飯も雑穀米にした。

結論から言うと、なんと「それでも痩せなかった!!!」

でも、糖質制限のときより数倍マシだったのは、何より精神的には大満足だったこと。おかずを一口食べたら、ご飯を二口頬張れるということが、こんなに幸せだったとは。この食事スタイルは、無事目標体重&体脂肪率になって、体重キープの期間になったらまたやってみたいと思っている。

しかししかし、繰り返すがこれで体重は減らなかった。一番辛く、焦りがさらに増したのは、やっぱり快便にならなかったこと。これについては今でも原因がはっきりと分からないので、再検証したい。おそらく、野菜が少ない、空腹の時間が少なかった、などがあるんじゃないかな、と今思う。

 

さあ、運動してる、食事気を付けた、でも痩せない。どうするか。いや増す「詰んだ」感。この頃の精神状態を思うと、わりと地獄だった。この焦燥感を打ち消そうと、なんとか運動だけは続けていたけれど、やってもやっても体重は減らない。どころか漸増している!そして便がすっきり出ないことの不快感。しまいには、大好きなお酒も控え始めた。でも痩せなーーーーい!!!

 

本当にこのときは辛かったなあ。辛いというより、「もしかして、私は本当にこのまま何をしても、ずっとずっと痩せられないのか?それどころか今よりも増えていってしまうの?これが、中年というもの?!(すんげー誤解)」という不安が、「事実」なのかもしれないという焦り。

 

でも今振り返ると、たかがダイエットだけれど、自分ではここまで追い込まれたお陰で、初めて突破口が開けたのだと思う。

ついにカラダジャーニーの終わりの始まり!

 

(まとめ)

糖質制限も脂質制限も、その前にやるべき大切なことがある。そこ気を付けて。

○ダイエットに関する情報では「便通」について詳述しているものは少ない気がする。もともと快便で、ダイエット中も快便な人はいいけれど、ダイエットを始めて便秘になってしまった人は、真剣に取り組んだ方がいいと思います、個人的に。それについても↑の「やるべきこと」が大事な役割を果たす。

 

続く。

 

 

反り腰にご用心

前回は、やり過ぎ注意の「ヒットご用心」だったけれど、それとほぼ同時期に分かった壁。

毎日のように筋トレやHIITトレーニングをやっていたわけだが、ずっと気になることがあった。それは、

 

・いろんな部位の筋トレをやっても、なぜか腹筋だけは効いた感じがしない(筋肉痛が起きない、引き締まった感じがしない)。

・腹筋、特に「起き上がる系」の腹筋がいつまでたっても楽にできない。

・腹筋をやるとなぜだかいつも、首(の後ろ)の筋肉が痛くなる。

 

なぜなのだろう?ダメもとで調べてみると、あった!ズバリのやつがあった!

 

 

この動画にものすごく分かりやすく説明がありました!(前・後編)

(ちなみにこの鈴木達也さんの筋トレ動画もオーソドックスで好きです。きついけれどお世話になっています)

そして、この「反り腰」というのはフィットネス業界?エクササイズ業界?でも結構キーワードのようで、調べるとたくさん出てくることが分かった。

 

詳しい、専門的な説明はもう動画で分かるので端折るけれど、腰が反っていると、通常の腹筋をしても腰や首に負担がかかってしまうということ。前ももの筋肉がガチガチに張ってしまっている人が多いので、前ももの筋肉を緩めて後ろの筋肉を使うようにすること、などなど。

 

これを知るまで、筋トレをするにあたって、「足の筋肉は身体の中でも大きな割合を占めているのでここを鍛えると基礎代謝が上がって効率的」、というコメントをよく目にしていたので、私もせっせとスクワットをしていたのだけれど、反り腰の人の場合、前ももの筋肉に効くスクワットをしてしまうと、反り腰を助長してしまうことになりかねないのだ。ショック!私は例の(前回ブログ記事参照)、HIITやり過ぎの時なんかも、思いっきりスクワットばかりやっていたのだ。これでは余計に前ももパンパンになるわけだ。悪循環まっしぐらだったんだなー。

なのでこれを知ってからは、前もものストレッチ、ハムストリング(もも裏)の筋トレをより重点的にやるようにしている。もも裏筋トレをしてみて、ものすごくきつかったので、ああやっぱり裏側があまり使えてなかったんだな、と痛感。そして、ただ筋トレを闇雲にやるのではなく、わたしの場合特に、出産や加齢による体型や姿勢の変化を認識した上で、それらが改善するようなストレッチや筋トレをしていきたい、と強く思うようになった。

 

本来なら、パーソナルトレーニングを受けることが一番なんだろうけれど、いろいろな制約があり、私はこれを自分でやらなければいけない。でもいけない、と言っても、こういうことが分かってかえってやる気や興味が湧いてきたので、とてもいい気づきになった。これからは自分のカラダで人体実験。時間はかかるし寄り道がさらに増えるかもしれないけれど、頑張るぞ。

 

一つ疑問。

今回反り腰関係のことをずっと調べていて、「反り腰の仕組み・原因」「反り腰解消ストレッチ」などは星の数ほど見つかったのだけれど、反り腰を矯正しながらも、同時並行で腹筋を鍛えたい場合、どうすればいいのだろうか。これが知りたい。上記の鈴木達也さんによる解説では、反り腰の証拠として、お尻の下にタオルを敷いて腹筋をやると、すごく効いているのが分かる、と例を挙げている。確かに私もそれをやってみて、ちゃんと起き上がれることに感動した。でもだからといって、反り腰の人は、すべての「起き上がり系」腹筋を、お尻の下にタオルを敷いてやるやり方でやってしまって大丈夫なのだろうか?このへんがはっきりと分からないので、今のところ起き上がる系腹筋や、腰が痛いな、首が痛いな、と感じる腹筋は封印している。でもできれば、反り腰でなかった昔のように、やったあと効いてるな~、とか、引き締まってきた実感を得たい。

というわけで、今はこんなのをやっている。

 

 

「デッドバグ」というエクササイズで、その名の通り、死んだ虫みたいに仰向けになって腕と足を交互に上げ下げするもの。(この名前がちょっと私は嫌なんだけど(^^;)

これをやるときに、腰をぴたっと床について、浮かせないようにすることが重要。

でも、これだとイマイチお腹に効いてるなー、という実感が湧きづらいんだよな。

おっと自分、学んでないのか?!「ヒットにご用心」で反省したでしょ!私はついつい「効いてる証拠」に、その部位が痛くなるとか筋肉痛になるとかを求めてしまうんだけど、筋肉痛=効いてる、というわけではないことも学んだのだ。デッドバグはコアに効くものらしいので、欲をかかずに、効いてる効いてると唱えながら今日も勤しむのだ。

ちなみに最近、ピラティスもいいなと思っているのだけれど、それにこの動きが普通にあったので、どっちが先か分からないけれど、とにかく身体のコアの筋肉にも、反り腰にもいいみたいだ。

あとは姿勢。私は巻き肩、猫背、反り腰という「三重苦」ともいえる極悪姿勢なので、姿勢についてもいろいろ調べて、「姿勢を良くしようとしてむやみやたらに胸を張ろうとしない、頭から糸で吊るされてるような感覚で、骨盤をまっすぐにする」などと意識して立ち、歩こうと努めている。わりとこれだけでも疲れる。自分にしか分からない小さな差異だけれど、ちょっとだけ、足の肉のつきかた、お腹周りの引き締まりが変わった気がしている。

 

こんな感じで反り腰については今もまだ取り組み中。これは時間をかけてやるしかない。

そして次の壁がやってくる。次回。

 

これまでの旅で分かったことをまとめると

○エクササイズはやり過ぎ注意。筋トレなら週3日~でいいんじゃない?

○反り腰注意。ストレッチ、筋トレ、普段の姿勢意識で改善しよう。

ヒットにご用心

前回書いたブログからもう一ヵ月近く経ってしまった。子育てしていると、毎日が浦島太郎状態である。でも愚痴を書いているとこれまた一つの記事になってしまうので、さっさと行こう。

 

新型コロナでステイホームが始まり。

私はその前の生活では、週1~3回ほど、わりと激しめのスポーツをしていた(でも体重は増減なし)。

それがなくなって、それまでの忙しかった生活が急になくなり、精神的にも落ち込み気味で、ほとんど運動していなかった。

しかし!なんと体重は日一日と落ち始め、ついにある大台を切った!
普通なら大喜びするところ、私はこれで逆に焦り始めた。

ほとんど動いてないのに痩せるというのは、もしや筋肉が落ち始めてる?

きっと増え始める時が来るはず!その前に、また運動しなきゃ!※1

 

・・・そしてここからが、紆余曲折のカラダジャーニーの始まりだったのだ。

 

焦った私は、前に何度かやったことがあった、「HIIT」をやり始めた。

HIITとはHigh Intensity Interval Trainingの略で、「ヒット」とか「ヒート」などと呼ばれている運動の方法。

なんでも、短時間(分レベル)でその数倍の有酸素運動と同等の効果が得られる、との触れ込みで、私もどこからかその情報を得て、「こんなに短くて効果が数倍ならこんなにいいことはない」と飛びつき(※2)、youtubeで相性の良い動画を見つけてやっていたのだ。

やってみると確かに、最初のうちは「なんだ、これくらいならできるかも~♪」などと鼻歌まじりになめくさっていたら、あれよあれよという間に息があがり、鼻歌どころか「ハアっ!!ハアっ!」とまるでラスト一周の800m走ランナーのような荒い息に変わるほど、地獄のようにキツく、やった感が半端ない。これでたったの7~8分は、確かにコスパが抜群にいい。私はもともと(今から20キロ以上も痩せてた頃は)スポーツ大好きで、走ったり泳いだり球技もしたりと、見るのもやるのもわりと激しめのものが好きだった。だから逆に、ヨガなどの静的なエクササイズがものすごく苦手。というか嫌い、というかやった気になれない。スカっと爽快感が得られないのだ。というわけで、運動好きな私にこのHIITというやつはばっちりヒットしたのだ、まさに。

しかし、体重は不安の通り、徐々に増えていく。焦りが芽生えたものの、「落ちた筋肉が増えたからかも?」などとポジティブに考えようとしていた。そして、「7~8分じゃ足りないのかも」と、もっと運動を増やしていった。この時点でステイホームから一ヵ月以上経過していた。飽きないように、HIITだけではなく、その日の気分によって筋トレ、有酸素(主にダンス)と組み合わせて、最初は週1~3回だったのが、「毎日何かしらやらないと気持ち悪い」という境地に達していた(☆1)。

しかーーーし!!

確かに体の組成は確実に変わっている(筋肉の割合が増えている)実感はあったものの、体重は・・・やはり増えていってる・・・。焦った私は、ここでいっちょ刺激を入れるか、と、ひとしきり踊って有酸素運動した後、HIITのキツーいやつに手を出してしまったのだ(※3)。普段の7~8分と違って、30分くらいある。心拍数も鬼のように上がる。これ、前にも好奇心でちょっとやったことのあるものだったんだけど、あまりのキツさに生命の危険を感じて、やってなかったのだ。さすがに体力もついた今ならもっとできるだろうとやってみると、確かに最初にやったときより楽にできる。というわけで、こういうキツいメニュー(有酸素の後ハードなHIIT、計1時間くらい)を三日連続でやったのだ。

この間、食事もセーブして、大好きな酒も控えた。にも関わらず、体重はどんどん増えた。そして決定的に何かがおかしいと感じたのは、4日目の朝のこと。鏡を見ると、顔がむくんでいる。酒も飲まず食事も控えめで寝たのに、これは明らかにおかしい。ネットで出来る限り調べてみると、確かにランニングなどでハードな練習をした後で、足や体がむくむという体験談をいくつか発見。そして、

「激しい運動→脱水→ホルモン↑尿量↓(血管から皮下に水分を貯めこむ)→むくみ」

「筋肉疲労→乳酸↑→血流・リンパの流れ↓→身体に余計な水分→むくみ」

というメカニズムが働いているらしい、ということが分かってきた。

なるほどー。確かに腑に落ちる。要するに私は、「無理し過ぎた」のだ。

私はここで、あるエピソードを思い出した。尊敬するルポライター鈴木大介さん(漫画『ギャングース』の原作者)の、脳こうそく後のリハビリ闘病記。鈴木さんもスポーツ経験があり、体力に自信ありの方で、できていた時のイメージがあるものだから、リハビリのための運動も、軽いウォーキング程度に抑えてやっていかなければいけないところを、ついつい飛ばし過ぎてしまう。それで結局体調を悪化させてしまったりするのだけれど、リハビリの担当の方に言わせると、かつて運動していた人ほどタチが悪い、と。

ほんとこれ。私の場合ダイエットなんだけど、かつてスポーツしていた、できていたときの変なプライドがあるもんだから、ついつい「できる」「足りない」と思ってしまうのだ。そんな人が走り始めたりすると、必ず最後スパートしたりしちゃうんだよね(はい私)。足も全然上がってないし、本人全速力のつもりでも、はたから見たらハアハア言いながらジョギングしてるようにしか見えないのにね。ああ哀れ。

はっきり言って、かつての体力は貯金できない。だからできていたときのイメージでやり過ぎてはいけない。特に歳を重ねた今では。(若いころの少しのブランクとかならある程度貯金があるかもしれない)

そんな謙虚な気持ちでやらないといけないなと肝に銘じた出来事だった。

なので、ここで一旦HITTとはお別れすることに。HIIT、私は好きか嫌いかでいったら好きな方だけれど、「うわめっちゃきついな!!」という爽快感のあるうちの一回(7~8分)で止めておいた方がいいように思った。それを週2,3回とか。そして、「運動がもともと嫌いな人」「スポーツ経験がほとんどない人」「体力がない人」「持病がある人」「高齢者」などは絶対止めておいた方がいいと(少なくとも最初に選ぶエクササイズとしては)強く思いました。

ここでこれまでの反省ポイントをまとめると。

※1 体重が減らないことに焦って、運動を増やしたのはいいが、激しく増やしてしまった。→食事を見直すという観点が抜けていた(というか食事はできてると思い込んでた)

※2 ダイエットに近道はなし。易きに流れることなかれ。あとで調べてみると、HIITに関する研究では、数倍の有酸素運動と同等、という効果は見られず、そもそもこの提唱者の田畑教授も、そういう目的のものではないと巷に広まってしまった情報に困惑しているそうで、これもなるほどと納得(本来は、バリバリのアスリートが、さらに心肺機能をあげるために刺激を入れるトレーニング法らしいですよ。どうりできついわけだよ)。私自身、まず「ほんとかいな」と疑いの目を持って、きちんと調べてからやったらよかったな、と反省。世の中にあふれるダイエット情報(食・運動すべて)には気をつけよう!と固く心に誓ったのであった。でもHIITについては他にもおもしろ情報があるので、それについてはまた別記事で書きたいと思う。決してHIITを否定するのではなく、使いよう、というのを学べたのはよかった!

※3 運動は確かにダイエットには欠かせない(と私は思っている)けれど、ハードにやればいいってもんじゃないことがわかった。今では分かる、基本は食事、運動は補助的に。

ふう。一つ目の曲がり角(HIITにご用心)に至るまでに、これだけの過ちを犯していたのね。やれやれ。

でもいいこともあった。そしてこれが後々、現在に至るまで効いてるのだ。これはでかい。

☆1 「毎日やらないと気持ち悪い」というくらいまで、一旦運動が習慣づけられたこと。これは一つの大きな「成功体験」として、ダイエットを進めるうえで自信になった。というかそう思い込んだ。言い聞かせた。でないと何度もこの先折れそうになるから・・・。結局運動する毎日は2か月近く続いたので、その後続くいろんな挑戦に関しても、「あれができたんだからこれもできる」と常に自分を励ますことができたのだ。だから無駄じゃなかった!

旅の障壁その1は、こうしてクリアされたのでした。と思ったらほぼ同時にまたぶつかっちまったんだけれど、それはまた次回。

あ!大事なことを書き忘れていた。現在の状態はというと・・・

なんと、ダイエットが軌道に乗っているんです!!やっと長い旅の終わりの始まりに到達できたんです・・・

というわけなので、早く現在の状態まで追いつけるよう頑張ります!

 

In the Middle of a Journey of My Body

新型コロナの影響で、細々と続けてきたブログもいっとき途絶えてしまった。ステイホームしなければならなかった期間、これは夢ではないかと思うような、ショックなことがたくさん起こった。中でも、このブログでも一話ずつ書き溜めてきた、“Crazy Ex-Girlfriend“の音楽プロデューサーを務めていたアダム・シュレンジャーの死は、彼の若さもあって、本当に信じられない思いだった。(CEGについてはまたいつかブログを再開したい。)

そんなことも影響していたのだろうか、私はといえば、相変わらずドラマや映画は見ているものの、以前より集中できなくなり、Netflixは退会(今はアマプラのみ。でも子どものアニメ中心)。せっかく家にいて、これから時間もたっぷりありそうだから、出産以来ずっとできていなかった「減量」に着手しようと、筋トレやら食事の工夫やらを始めてみた。

これが、想像以上に大変というだけでなく、自分のカラダについての発見の連続で。これはもう、「旅」といってもいいくらいではないか。よく海外の俳優さんたちがインタビューで撮影の過程などを「greatなjourneyだった」などと表現しているのを一度使ってみたかったので、このタイトルにw

一応、栄養系の資格を持っているので、栄養学の知識とか、「消費エネルギー>摂取エネルギー=痩せる」の大原則は押さえていたつもりだったものの、いざ始めてみて思ったこと。

40代のダイエットは想像以上に一筋縄ではいかない。

これ痛感。もしかしたら「40代だから」というわけではないかもしれないけれど、少なくとも私個人としては、ミドルエイジ女性ならではの特性ゆえに、自分を知り尽くした上でのダイエットが必要だと感じている。

この先も長くなりそうで、本当に目標体重まで減量できるのか甚だ心配ではあるが、特に急いでいる訳でもないので(笑)常に振り返り反省・分析・改善を繰り返すことによって、より自分に合った快適な旅ができるように、記録として残しておきたいと思う。

 

ちなみに今現在の状態

○体重

・いったん落ちかけた体重は増えてしまっている(+2kgくらい)

・一日の変動がもともと大きかったのが、今ではさらに大きくなっている(-1.8kg~+2kgくらい)→この原因を探るべく日々奮闘中(むくみ、水分代謝、冷えなどに当たりをつけている)

○運動

・HIITなどハードなエクササイズで逆に体重増加(むくみ)が出たりしたので、ハード系はしばらくお休み。そのかわり、日常生活活動(家事や買い物など、運動以外の活動)を増やして一日の総省エネルギーでみたら変わらないように心がける。足りないときと余裕があるとき、やりたいときにダンスや筋トレ。

○カラダ

自粛期間中に、快便でなくなった。と同時に体重も減らなくなってしまった。精神的にも焦りやイライラが出てくるので、とにかく体重は減らなくても毎日スッキリ排便したい。この、「毎日すっきり出てくれない」ことがすべての不調につながっている実感がある。今これが最重要項目。いろいろ試行錯誤している最中。

 

さあ、出発準備オッケー。長い旅を楽しもう。

それぞれの恋模様

Crazy Ex-Girlfriend

S1 Ep10 I'm Back at Camp with Josh!

 ジョシュとまたサマーキャンプに!

 

 (あらすじ)

子どもの貧困救済のためのサマーキャンプに同行するというジョシュの言葉を聞き、ティーンの頃のサマーキャンプの思い出が蘇るレベッカ。これは一緒に行くっきゃないと画策!一方グレッグはヘザーとの関係がシリアスになることに怖気づく。ダリルは友達欲しさにボーイズたちと楽しくパーティー!と目論むがうまくいかず、女性派遣サービスを使うことに。グレッグはそこで高校時代の同級生とばったり、いい感じに。

レベッカは二人きりになれるところにジョシュを誘い出し、念願の手紙を渡そうと画策するが・・・。

 

今日のツボ

今回は、二人の寂しき男女、あるいは男男(だんだん、と読もうか)が誰かと一緒に過ごそうと奮闘する面白回ですよ~

 

・序盤から小ネタ満載

ジョシュへの愛を晴れて認めて、ポーラと妄想全開のレベッカ。「異人種間に生まれた赤ちゃんってめっちゃ可愛いのよね!」とか盛り上がってるw そこに上手い具合にジョシュが現れ、ポーラと挨拶。「どうもマダム(Ma’am)」って言われてショックを受けるポーラがウケる。あとバレンシアとのやりとりで、彼女が牛乳パックみたいなのをストローで飲んでたから「え、ジュース?」と思ったら、”Boxed Water Is Better"って書いてある。水かよっ!でもバレンシアエライなw あと、レベッカがキャンプの責任者に直談判に行ったときの説得の仕方がこれまた・・・「女性の地位向上の講義はどう?高校では私のおかげでみんなピルを飲み始めたのよん♪」ってドヤ顔で。完全に反面教師だろうそれはw

ヘザーに「夢中」と言われてドン引きする典型的なヘタレ男グレッグ。男友達相手に一生懸命彼女といかに「合わない」かを力説。ここで面白かったのが、合わなさの例として、「彼女の好きな小説家はただの一発屋だ」と挙げてたところ。英語だと、“She likes Chuck Palahniuk, and I think it’s pretty obvious after Fight Club, he’s a one-trick pony.”と言ってるのだ。『ファイト・クラブ』の作家(チャック・パラニューク)のこと言ってるんだと知って思わず( ̄― ̄)ニヤリ アメリカ人もそんなこと思ってるんだ。

・今回のもう一人の主役!

男三人が話してるところにこれまたうまい具合に現れるダリルw ちゃんとヘクターに挨拶するとき「寝過ごした奴か?(前回寝過ごしてビーチ行き損ねたよね)」と聞いてるしw ダリル偉いわ~ 娘さんのマディソンが元妻と過ごしてるから、自分は「羽をのばしてる」とか吹いてるけど、そのあとの泣きながらの映像がw 「私も寂しいよ スネイリアナ・グランデ」って!かたつむり(Snail)とアリアナをかけましたね!うまい!の、か?!で、これまたうまい具合にダリル邸に男たちが集まることに!

 

・つなぎもうまいねえ!最初は笑って、二回目で巧さに感心。

↑のシーンの最後で「で、見る試合ってボクシングだよね?」ってダリルがグレッグに耳打ちするときに、ゴングが鳴って次のシーンへ。そこでは、いよいよサマーキャンプに出かけるレベッカを、さながらボクサーを送り出すセコンドのように、ポーラがサポート!この流れ、素晴らしいねえ✨ 私ボクシング好きなので、ポーラがレベッカの肩もみながら「力抜いて。相手は可愛い18歳よ。」とか、「吐いて!」っていってコップにガム吐かせたり(これボクサーが水で口を潤して吐くのを彷彿)、カッターで新品のリュックのタグ切ったり(これはグローヴの紐切るやつのパロディ?!あ、でもあれは試合後かw)もうサイコーです。

ここでレベッカ、かつてジョシュに渡せなかった手紙を持ってきたんだけど、ポーラそれを読み始めて、今日の一曲目が始まろうか・・・、というところで「ダメ」ってw

確かにこれは重い!重すぎる。レベッカだしw あと、女の子たちに「キャベツ人形みたい」って言われちゃうレベッカ😂

 

・今日のもう一人の主役の最高にイカしたソング、発動!

ここでダリル邸に戻り、唐突に始まりましたダリル・オン・ステージ!「スプレッドのキングが贈る」ってw あと何気にこの曲が「アイ・アム・ア・パーフェクト・ヒューマン」に似てて余計笑っちゃう。しかもサビにあたる歌詞が「来客アリ(Having a Few People Over)」って!!!この曲の面白さはもう見てもらうしかない!!ダリルほんと最高に愛すべき人だなあ~♡ 私もホームパーティの準備とかしながら、この曲かけたいわ。やっぱりね、このドラマの真骨頂は、こういうサイコーにクレイジーな曲の数々ですよ。ストーリーももちろんいいんだけど、この部分がないとやっぱり寂しい。しかしダリルって・・・もう少し堂々とできてれば、友達増えそうなのに。いつもちょっと卑屈になっちゃうところが、ね・・・愛すべきキャラなのに~

 

・“映え”スポットでの告白の行方は・・・

SNS好きなジョシュを巧みに誘い出し、「ブローウィー(Blowy)」ポイントで長年秘めていた十代のころの手紙を読むレベッカ。ここで小ネタなんだけど、同じブローウィーでもBlowieの方は「風が強い」じゃなくて下ネタの意味があるみたいで(調べると分かりますw)、みんなにそっちの方のツッコミをされまくるが気づかないレベッカw

結局、ポーラの警告通り、全然ピンと来ないどころか笑われちゃって傷心。キャンプに戻ってみんなの前でボロボロの姿をさらけ出す・・・ここで、あんなに生意気で意地悪だったガールズたちがレベッカに歩み寄る!ジョシュの話を聞いてさらにシンパシー!みんな男の愚痴大会。一致団結!やっぱり共通の敵(=男)がいると仲良くなるねw そして関係ないけどまた小ネタ。口々に歴代のダメンズ披露をするガールズの中に、いきなり「私は箱の中で字を覚えた」という子がw レベッカ「牢獄で?」その子「違う 本物の箱よ」って・・「教訓は男を優先しない事 (でないと)箱に入れられる」「もう一つ 非常用にナッツを持ち歩くこと」w ブラック~~でも笑っちゃう~ ちょいちょいこういう猟奇犯罪系はさむね~

レベッカったら、ガールズがせっかく「私たちに必要なのは繰り返し学ぶことよ 男を優先させない 自分が優先よ!」って言ってるのに、「フェミニズムの本を読んだり、腋毛を生やしたり?」ってw そっち系好きだなあんたw

ここで英語表現がいいなと思ったのが、「繰り返し学ぶ」というところで、“learn”じゃなくて、”a girl needs to teach herself over and over again.”と言ってるところ。外部から受動的に学ぶ、というんじゃなくて、自分の外で経験するんだけど、そこから学んだ事を繰り返し「自分に教えていく」というのがより主体的なニュアンスになっていい表現だなーと。あと、字幕では「フェミニズムの本」となってたけど、英語だと「グロリア・スタイネムの本を読んだり」となってました。調べると、ラディカル・フェミニズムの活動家だったみたいです。レベッカってかなりぶっ飛んでるけどなまじ教養があるから聞き逃せませんw

さてドラマに戻って本日の二曲目(あ、ラブレターのときの曲もあるので三曲目かな)発動。ガールズパワー・ソング!

腋毛じゃなくてメイクよ!ってことで、男のためじゃなくて、自分のためにセクシーになるのよ!という曲。でもおっかしいのは、「彼のために自分優先でいくのよ」というメッセージにレベッカが(ピアスあけて血だらけの耳でw)「でもそれって結局自分は二番目ってこと?」と突っ込むと、「そこは深くは考えない」ってw「それはワームホールメビウスの帯。尾を噛むヘビ 無限のサイン」。 うまいこと煙に巻かれた。ま、これはティーンならではの矛盾をはらんだガールズソングということでよしとするかw

 

・さまざまな恋模様

結局、ジョシュは気になって捨てられてたレベッカの手紙を読み直し、感じ入る。バレンシアとここともあるし、いろいろ自信をなくしていた彼の自尊心も取り戻された模様。ちょっといいムードになりかけるんだけど、ここはジョシュも自制したのか、ほっぺにチューどまり。

でもピュアなレベッカはこれで満足。よかったね♪今は、ジョシュもレベッカも、お互い自分に自信がないのだけれど、お互いだけが相手を批判せず、すべて受け入れ、尊重してくれる・・・ということで、需要と供給が噛みあってる感じなんだろうな。自分たちにその自覚はないだろうけれど(これもロマコメ要素の一つか)

グレッグも、同級生といい感じになるも、「いい結婚相手になりそう」と言われて青ざめる・・・で、いろいろ反省して、素直になって、ヘザーに謝りに。ヘザーもまんざらでもなかった模様で、一応元サヤに。

そ・し・て!あのダリルですよ~!パーティーも終わり、最後に残ったホワイト・ジョシュとラリル。そこでダリルは、娘と過ごせない寂しさを紛らわすためにパーティーをしたことを告白する。友達が欲しかったのだと。そして、ホワイト・ジョシュが「一人できただろ」。でもなかなか気づかないダリル。いやーんもう!ここの会話が一番ロマコメ的でキュンとしちゃいます。去るときにも、ほっぺにチューされて驚くダリルw そりゃそうか。さまざまなほっぺチュー模様。

レベッカの職場では、キャンプの大収穫を喜ぶポーラ。ほっぺへのチューについて解説。それを聞いてるダリルとレベッカなんだけど、ポーラが「意味のないキスもあるけれど、時に・・・すべてなのよ」と言うと、嬉しそうな顔をする二人。え、ダリルも?!っていうのが面白かった。まあその先の展開を知っているのでアレだけど、ダリル柔軟。大好きです♪

 

あと今回、最後の最後のおまけ的映像のところで、例の「箱入れられ娘」が、おそらく虐待してた男を逆に箱に閉じ込めて、「性の平等は議会を通して改めるべきだ」と言わせてるのが痛快でよかった!しかも例のナッツを穴から落としたりして。

 

さー、ジョシュとレベッカの関係に少し変化が出てきましたよ~。そして個人的に超応援しちのはホワイト・ジョシュ&ダリルのカポー。楽しみ!

 

可愛いわあ~ダリル。ダリルが絡む曲は面白い名作ばかりです。タイトルの字体とかも、80年代っぽくてポップで好き!

 

「自分を優先するのよ」ソング。その通り!だけど途中から面白くなっていきます・・・

My Dear SVU

あの、「Law & Order SVUロー&オーダー 性犯罪特捜班(長いので以下SVU)」がNetflixで見られる日が来ようとは。

 

このサイトを訪れてくださった方たちは、Netflixで初めて見たクチだろうか(でもいきなりシーズ15からっていうねw)、それとも私の様に、ひかりTVを解約したけれどもどうにもこうにもSVUをleft behindしたのが心残りで心残りで、いつかネトフリかアマゾンでやってくれないか、と一日千秋の思いで待ち焦がれていたクチだろうか。いや、Huluでやっていたのは知っていたけれど、オリジナルドラマの魅力とかいろんな理由でこの二つを契約していたんですけどね。

 

そしてそして!なぜか途中からの限定シーズン(S15~19。大人の事情か)のみの放送、というのが未だにもどかしいけれど、でも比較的最近のシーズンがNetflixで見られると知って、SVUの禁断症状に陥っていた私は、まるでスポンジの如く吸収したのでありました。とかいって、やっぱり見始めると既視感があるので、家事をしながら斜め見だったんだけど。

 

一応、SVUをシーズン1からほぼ全話見てきた者として、このドラマの構成にはいくつかのパターンがあると思っている。

 

①いわゆる通常運転のSVU。本家の『Law & Order』の骨太感に一番近くて、事件発生、捜査、逮捕、起訴、裁判の一連の流れを淡々と、かつリアリスティックにまとめている。ほぼほとんどのエピソードが実際に起きた性犯罪を「元ネタ」にしているため、アメリカの“今”(ある一面にせよ)をまざまざと見ることができるという点において、とても面白く、興味が尽きない。ちなみに、私の感覚ではSVUで見たトピックスが大体10年後くらいに日本(の現実世界)にも「上陸」していることが多く、そういう意味でも防犯啓蒙ドラマとしてとても勉強になる。(例えばストーカーとかリベンジポルノとか)要するに、どの回もめちゃめちゃ面白い。(でも内容が内容だけに、私の旦那なんかは見てらんないらしい)

 

②ちょいイレギュラーな回。おそらく、もう本家を超えてシーズン21まで続いているくらいなので、さすがにマンネリしてくるときもある。私はそれを打破するためだと睨んでいるのだが、ちょっと①の内容とは違うときがある。例えば、最初のとっかかりは性犯罪なんだけど、捜査するうちに全然違う事件になっていくというパターン。性犯罪から逸脱してるじゃん!というツッコミは、この番組をこよなく愛するがゆえにあえてしないでおく。あとは、シーズンの最終数話でやることが多いパターンで、主人公の宿敵のような超凶悪サイコパス的な犯人との対決。あるいは陰謀も絡んだ巨悪との闘いを、数話に渡って見せるパターン。ぶっちゃけ言うと、前者は私、あんまり好きじゃないんですね。というのも、凶悪サイコパスってやっぱりすげームカつくからついついコーフンしながら見ちゃうんですけど、それって他の「普通の」ドラマでもやってることというか。視聴者にも怒りを煽ってそれで引っ張って見せていくというのはなんかLaw & Orderらしくないなというか。もっとリアルな性犯罪のディテールとかアメリカの捜査、司法の難しさとか、そういうのをメインに据えて描いてほしいので、サイコ役のゲスト俳優の演技や凶悪さにフォーカスしちゃうと途端にらしさを失ってしまう気がするんですね。それでもやはり、随所にアメリカらしさが散りばめられているので完全に落胆したりはしないのですが。巨悪との闘いとかはL&Oらしくて好きです。

 

③普段の(①のような)「いかにもアメリカの今」のディテールを描くわけではないのだが、シンプルに犯罪と向き合う回。①のようでいて③のようでもあるのだけれど、そのどちらでもない。いわば犯罪者と刑事の人間ドラマといったらいいのかな。私がこのパターンで思い浮かべるのは、かつてのオリビアのパートナー、エリオット・ステイブラー刑事(クリストファー・メローニ)と、マシュー・モディーン演ずる性犯罪者の対峙の回。見直してないので記憶があいまいだけれど、確かこの回は、二人きりの舞台劇のような内容だった。マシューとステイブラーが取調室で延々と対話するのだ。二人の息詰まる演技合戦。だけど②のように露悪的な内容で視聴者を感情的に引っ張るのではなく、①のようなリアリズムと二人の迫真の演技で見る者の目を逸らさないという内容になっている。普段のSVUがわりと、アメリカで実際の起こっていることの「表層のリアリティ」を描いているだけに、こんな回は、逆に犯罪心理の深層に迫っていくようで、惹きこまれる。

 

今回「祝!SVUネトフリ放送」としてざっとエピソードを見てみて、特に私が印象に残って好きだった回をこのパターンに当てはめてみると、シーズン17のエピソード11、Townhouse Incident「ある日の出来事」。IMDbのレビューなんかを見ても、この回だけダントツで良かったりするのできっとみんな同じ思いなんだろうと思う。

この回は、オリビアが金目当ての凶悪犯に人質としてとられてしまうというそれだけのとてもシンプルな内容。犯人役もマシュー・モディーンほど有名でもないし、今回は裁判のシーンもなく最後は犯人の射殺とオリビアの解放で終わるので、本当に事の始まりと終わりを描いただけの45分。でも、オリビアは死なないと分かっていても息詰まる展開だったし、薬漬けの犯人が結局人質の一人をレイプしてしまうあまりにも残酷なリアリティも、それに対するオリビアのプロフェッショナルな対応もSVUならではだったし、オリビアの異変に気づいてからの仲間たちの迅速な行動、オリビアとタッカーの犯人との交渉も勉強になった(私が来世刑事に生まれ変わったときに)。そして、自ら最後の人質となり、外に出たときのオリビアの迅速な動き!あそこは最初に見た時に何度も再生したけれど、再び見たときも同じことをしてしまったw

そして個人的によかったのは、無事犯人射殺、仲間が駆け寄りオリビア保護、で終わったところ!何だか昔の、「銀幕」の頃の映画の終わり方を見ているようでちょっとスカッとしたのだ。今でこそ映画でもドラマでも、何かと余韻を残したり、ちゃんと全部の伏線を回収したりしてるけど、昔の映画って「はい、助けました!音楽ジャーン!The Endジャーン!長すぎるエンドロールなし!はい終わり!」っていう感じだった。それがある意味別の余韻というか、すっきりと後腐れなく席をたてる感じがあるのだ。

ちょっとマンネリ気味かな~、というときにこんなシンプルかつ力強いエピソードを持ってくるなんて、さすが長寿ドラマ。しかも調べてみると、この回のライターは女性だったのも嬉しかった。大物になってね!

 

あとはいつものようにミーハー視点で振り返ると・・・

 

♡やっぱりマンチ勇退の回はほんとうにしみじみした。最初のスピーチのシーンとか、みんなすごくリラックスして、半分素だったんじゃないかな。盟友フィンの表情がたまらん。ボルチモア時代の映像や共演者まで出ていて、マンチがいかにみんなから愛されていたか分かった。特別検察官として第二のキャリアを歩むので、また出てくるんだけど・・・(それがまた嬉しいの♡)

ちらっとデスクの映像で出てくる、陰謀論関係のオブジェとか最高。

 

♡新キャラ、カリシはいいよねw 女心を絶対くすぐると思います。ああいうね、髪をなでつけてる人というのは、「洗いたてはどんな髪型なんだろう」という想像を絶対に掻き立てる。私だけですか?そしてその妄想に応えるかのように、カリシぼさぼさ頭きました!しかもフィンとのコラボ!刑事のおとり捜査って劇中劇のようで面白いよね。フィンの刑務所でのギャング風はもうハマりすぎて・・・爆笑。完全にICE Tでしたよね。

あと、長いことホームレスやってたときもよかったよカリシ。イタリア系でカトリックというキャラも最高です。「俺はカトリック。復讐が大好物なんだ」っていうセリフがもう私の大好物。(ラテンの仰々しさ&カトリック&悪魔&悪魔祓い大好き。)あと子どもの扱いが上手くてそれなのにアマンダに全然振り向いてもらえないところもたまらない。

そして何より、L & Oシリーズは普通のドラマのように、登場人物たちの恋愛模様に多くを割かないので、こうやってわずかなプライベートを拾っては妄想できる余地をたくさん残してくれるところ!ここでスピンオフの「シカゴP.D.」とか「シカゴファイヤー」みたいに恋愛しまくりとか見せられたらドン醒めなわけですよ。L&O、そしてSVUにはあくまでもカッチカチのハードボイルドであってほしい、でもキャラへの愛着と妄想への餌は適度に撒いてほしい、この丁度いい塩梅が完璧に保たれているところが末永く愛されるゆえんだと思うんですよね。私だけ?あ、そうそう、先述のタッカー。あんなに嫌な奴だった内部捜査部のタッカー。でも見た目はめちゃセクシーだったタッカー。あのタッカーとオリビアがいい仲になるなんて、私の夢を叶えてくれたようなもの。ムカつくからのラブラブ。でもちゃーんとそのへんの詳細ははしょってくれるSVU。完全に分かってる。

 

♡カリシとかバーバのサヨナラとかに気を取られていて忘れていたけれど、ニック(・アマーロ)にフォーカスした回も素晴らしかった(S16 E12 “Padre Sandunguero”)。これはパターンでいうと③だね。シンプルかつ二人の演技のぶつかり合い。ニックの父親役のアーマンド・アサンテ、「マンボ・キングス」がとても好きだったけれど、この回は本当にクソDV親父を見事にリアルに演じていた。私も自分の経験を思い出して、ニックの気持ちが他人事と思えなかった。エリオットも母親とのいろいろがあったし、ニックも、アマンダも家族とのしがらみにもがき苦しんでいる。刑事といえど、いろいろと問題を抱えているところもリアル。しかも、しつこく言うけど、やっぱりあくまでも深追いしないんだよな。紛れもない人間ドラマなんだけれども、やはり現象面に重きを置いてるというか。だから軽はずみでもない。本当に絶妙の塩梅。

なんか思い切り軽薄なミーハーブログにするつもりが、SVUへの熱い想いが溢れ出てしまったので、ひとまずここで一区切り。続きはまた後日。