鬱鬱ヌーベルバーグ、お歯青、オネスティ!

Crazy Ex-Girlfriend

S1 Ep 7 I'm So Happy That Josh Is So Happy!

ジョシュが幸せなら私も幸せ!

 

レベッカまたクレイジーになっちゃいそう・・・?

冒頭から、バレンシアと同棲準備するジョシュを「張り込み」するポーラとレベッカ。ここでレベッカ、映画「トワイライト」の登場人物にジョシュやレベッカを当てはめる。このドラマの最初のエピでも「トワイライト」の主人公カップルが歌に出てきたし、「恋におちたシェイクスピア」以来の傑作と力説してるし、ポーラよっぽど好きなんだなトワイライト。ティーン恋愛小説に夢中なポーラが微笑ましいw 彼女の結婚生活は破たんしているから、レベッカとジョシュの恋愛を成就させることがポーラにとっても希望の光なのだ。こんなにレベッカのことにご執心なのも、そんな理由もあったってことね。で、「友達として」レベッカに急接近のグレッグから、何度も連絡があったのを見て、「それストーカーよ、そんなのダメ」と断じながら、双眼鏡でジョシュの動向を監視する矛盾しまくりのポーラw

ジョシュのこと「ジョシー」と呼んだり、徐霊のためにセージの葉を焚くという相変わらずのバレンシアを見て、「カーダシアン家の嫌な家族みたい。ケイトリンは別だけど」と毒づくw たとえが絶妙だなw めっちゃ芸能ゴシップに詳しいところに親近感w「ヨガスタジオで殺人」とウソの知らせでバレンシアをおびき出そうと計画してるし(やってないけど)。そんな幸せそうなジョシュを見て、このエピソードのタイトル通り、「彼が幸せなら私も幸せ」とうそぶくレベッカだが・・・

ジョシュとバレンシアのことで頭がいっぱいで、大事な顧客獲得のためのプレゼン準備資料にも「ジョシュの同棲については・・・」とか打っちゃう始末。困り果てて、引き出しに隠してあったウォッカを飲んじゃう。しかもインク入りw しかし、このウォッカの瓶に“Don’t drink me Rebecca”って書いてあったってことは、依存的な自分を自覚してるってことだよね。そしたらちょうどうまい具合にDr.フィルのパニック障害の動画やってるw(このDr.フィル、私も番組は見たことないけど、アメリカでは有名なTVショーのホスト。本人が登場するとは!!シャレが分かる人なんだな) 彼が言ってる症状にもろ当てはまるレベッカ。そこへ超重要顧客、カル・ヤング氏登場。何やらポーラのこと気に入った模様♡ 心ここにあらずのレベッカ、プレゼンを始めるも・・・インク入りウォッカのせいでお歯黒ならぬお歯青w ホワイトフェザー事務所へようこそ、をジョシュフェザーって言っちゃうし・・・ウォッカは匂わないから大丈夫!とやっぱりおかしくなってるし・・・あきれたダリルからも、家で休んで月曜に備えろ、とお達しが。

 

〇クレイジーどころか、フランス風抑うつ

家に戻ったレベッカがテレビをつけると、またまたDr.フィルが。「抑制された感情を放置すると抑うつ症に発展しがちです」。嫌気がさしてチャンネルを変えると、白黒のフランス映画。「疲れたわ」とつぶやく女性がまた・・・ベレー帽にボーダーカットソー、オープンカフェでフレンチプレス(おそらく)のコーヒーを飲んでいる。見事なステレオタイプw これを見ながら「私も疲れてる」とつぶやくレベッカ。「抑うつをセクシーに見せちゃうってすごい」この感想がレベッカらしいw

そして今日の一曲目、レベッカがフランス語を駆使して歌うアンニュイ~なナンバーきた!これも歌詞が最高。背景がすごいフランスっぽかったんだけど、ほんとにロケしたんだろうか、合成だろうか?!例によって、出だしからクレイジーになっていくさまをちょっと紹介。

冒頭「私の瞳が暗いのは哀しみのせい 私の唇が紅いのは心に傷があるから」

綺麗ですね~サングラスに黒いドレス、煙草をくゆらせながら橋を歩くにわかフランス人レベッカ、出だし好調。これが「セクシーなフランス流抑うつよ」だそうですw

で、哀しみのあまりか分かりませんが、

「私のベッドはタンポンのような香り」ってw この「タンポン」がフランス語っぽかったから入れただけじゃないのか?!疑惑。

次、「ジョン・ゲイシーについて書かれた本を買った」ぶっ!またコーヒー吹いたw

犯罪モノ好きにはこれまた必須人名キタ。まさかこのドラマで聞くことになろうとは。でも意外とシリアルキラーってコメディによく出てくるんだなと思いました。ジョン・ゲイシー、ピエロの恰好して大量殺人を犯した“キラー・クラウン”ですな。しかし抑うつだからってジョン・ゲイシーの本読むことないでしょ!

「ポルノ自体に興味はわかず なぜ俳優たちがこの道を選んだのか悩む」って。

悩み広げ過ぎw そん次「ウ~ショコラ~(チョコレート)」(笑) やっぱり、ただ言いたいだけじゃないか!でもなんかフランス映画のパロディっぽくもなってて、おフランス苦手な私にはとても痛快でした(^^)そんなフランスの白黒世界に浸っていると、Dr.フィルが現れて、そんなことじゃだめだとお説教。部屋も殺風景だし、壁に何か飾るとかしたら?と。

シラフでもDr.フィルが現れるようになって、またおかしくなっちゃったかと以前飲んでいた処方薬を探し取り乱すレベッカ。その幻想のDr.フィルに、「医者に診てもらえ」と言われるw 早速精神科医のもとに駆け込む。「普段は用意周到な性格で物事に集中できるのに、今はいつもの自分じゃない」。と先生、「子供のころの話をして」。そうきたか、とレベッカ、今までさんざんいろんなセラピーで話してきたからもううんざりなので、とりあえず薬だけちょーだい!と処方薬のリストを渡す。それを見た先生、これ全部飲んでたら何も感じなかったでしょう、と。でもレベッカ、その「感覚のマヒ」こそが狙いだと答える。先生、こんな処方箋書くなんてヤブ医者だ、私なら心の問題を掘り下げて適切な薬を話し合っていくわ、と説得しようとする。レベッカ聞く耳持たず、仕事に差し障るから薬を、と頼むが断られ逆ギレ。口コミサイトにコメントしておく(ひでーな)と言い捨て、トイレを借りる。すると、床に落ちてた謎の錠剤!

 一方ポーラの家。ダリルと一緒に、ヤング氏の接待。ここでのダリルが超おかしい。アメリカの国鳥、ハクトウワシの頭はハゲてるんじゃなくて、ホワイトヘッド(頭が白い)だからこの名前で、“ホワイトフェザー”という苗字の自分にとっては単に国鳥じゃなくてお守り(spirit animal”)なんだ、と滔々と語るw でもヤング氏はポーラに夢中でやっすいワインを褒めまくったりしてる。でも、自分のことを語るゲームで、奥さんが亡くなってることがわかる。しかも相当引きずってる様子…

 

〇お次はハイ&ロー

謎の薬が注意欠陥障害用のものと知って飲む気満々のレベッカ。そこへまたしてもDr.フィル登場。ジョシュには振られたんだ、現実を受け入れろ!と力説。でもレベッカ聞く耳持たず、ハイ状態で仕事。殺風景だった壁にキミョーキテレツなデコレーションを施す。よせばいいのにバレンシアSNSチェックしたりして。挙句の果てに今度は「ダウナーある?」っつってヘザーにヘルプ。結局ヘザーと一緒にマリファナやって、今度はめっちゃダウナーになってるwヘザーと一緒に、「もう落ち着きましたー!」と怒鳴りながら精神科医のアコピアン先生の家のドアをガンガン叩く、全然大丈夫じゃないレベッカ。不在かと思って猫ちゃん用のドアから入ろうとすると、巨乳がひっかかり。結局先生に見つかる。ジョシュの新居では、同棲記念にサプライズでテーブルを組み立ててバレンシアに贈ろうとする。それを、バレンシアがあまり好きではないバディたちが渋々見守る。ホワイト・ジョシュとサーファーの彼(名前忘れたw)久々登場。でも結局、テーブル組み立てる前にネジの区別さえできない始末。テーブルとは決別しろ、と説得されるジョシュ。ここで唐突にヘクター(名前思い出したwサーファーの彼ね)が話し始めるんだけど、キョーレツにオゲレツなお話で・・・見てのお楽しみ(?)。結局、組み立てたのかな?完成したテーブルをバレンシアに見せると、思い切り却下!インテリアに合わないんだって。まあ気持ちは分かるんだけど・・・返品して別のを買ってきてね、じゃあね~と去っていくバレンシアに、がっかり顔のジョシュ。

 ヤング氏にシャレたジャズクラブに誘われてやってきたポーラ。ヤング氏もちょっと変わってるというか、突然スキャットを始めて(それも本格的なw)ポーラもちょっとやってみたりして。なんでも優待のヤング氏のセレブ生活に目がキラキラ!コーラスに夢中のダンナに、キョーレツな息子二人の自分の生活とは全く違うから余計に惹かれてしまうのね。ここで久々のポーラのソロ!やっぱり歌が上手いからジャズ風も素敵だな~♪そしてとうとうヤング氏に、ホテルのお部屋に誘われる!

レベッカとヘザーは、アコピアン先生に不法侵入で訴えない代わりに、セラピーを受けることを提案される。そしたら薬もらえます?と全然こたえてないレベッカは追い出されるwそしてダルダルでヤング氏へのプレゼン無理~と伝えようとポーラに連絡すると・・・ヤング氏とホテルの一室で一緒にいることを知る!ここでやっと覚醒!ホテルに殴り込み!

 

〇最後はオネスティで大団円、となるか?!

レベッカ、ポーラに力説。

あなたの結婚生活は最低だし、超ホットなセックスをしたいのも分かる。でもこれは現実じゃなく単なる応急処置でしょ?現実を見ろと言ってたけど、あなたも私と同じことをしてるとわかった、と。今まで自分の感覚をマヒさせて、現実から目をそむけてきたけど、それじゃだめなんだ、痛みを感じていいんだ。ここでポーラも結婚生活の辛さを吐露し、二人で泣きながら抱き合う。と、すすり泣く声が。見ると、ヤング氏も亡き妻を思ってしくしく泣いているw 三人で号泣ハグ。ここでヘザーの一言。「こんなに楽しい日って人生初めて」ww しかも全然楽しそうじゃなく言うところが最高。目はイってる。

大事な顧客の前でいろいろブチまけちゃったレベッカだったけど、ヤング氏にその正直(no-nonsense honesty)で飾らないところ(英語だとraw emotional insight)が弁護士に求めていたところだ、と言われて結果オーライ。ポーラに対しても、素晴らしい女性だけど、家族は大事だし、元妻への未練もあるしってことで円満にお別れ。

顧客も獲得できて、社員は家族よ、と言うレベッカに感極まるダリル。そんな彼を見て、「感情を出していいのよ」とまで言えるようになってるレベッカ。成長したなあ✨

そんな彼女、いつものタピオカ屋でジョシュと会う。結局炊飯器プレゼント。バレンシアに対してちょっとした不信感を抱き始めてるジョシュは、ついレベッカに新居に招いて「卒業白書」みたいに靴下ではしゃげるよ、とか言ってしまうw ここで本物のDr.フィル登場!ていうか本物のDr.フィルはずっと登場してるけどねw 博士にカップルと言われて、めっちゃ過剰反応するレベッカ。あっちが解決したと思ったらこっちはまだまだ、ということで、ジョシュがらみの問題はまだまだ続きそうですなあ。

でも今回は、フランス語で「鬱~鬱~」って歌ってたかと思えば、最後は現実を(一部)受け入れて、自分に正直になることができたレベッカ。まだまだ道のりは遠いけれど、すこ~しずつ、前進しているの、かな?彼女の事だから、三歩進んで五歩下がる、的な波乱もあるけれど、一緒にハラハラしながら応援したい。程度の差こそあれ、レベッカの抱えている問題は誰にとってもあると思うから。。

さてさて、今回はわりと落ち着いた回だったけど、次回はキョーーーーレツキャラ炸裂で爆笑必至ですよ!ポーラも負けてないし!楽しみ楽しみ♪

 

映像だけみると、ほんとにおしゃれなフレンチ・ムービーですよね。「タ〇ポン」とか「ジョン・ゲイシー」とか言ってなければ・・・ キョーレツエコノミークラスハイソ憧れソング。気持分かるなあ~(;^ω^)