One Lie Made Her True to Herself

Crazy Ex-Girlfriend

S1 Ep 9 I'm Going to the Beach with Josh and His Friends!

 ジョシュの友達とみんなでビーチへ!

 

 (あらすじ)

一人哀しく「余命もの」映画を見るレベッカ。終わるとジョシュ含めた4バカ男たちとバレンシアが“仲良く”ビーチに行く話をしているのを目撃。彼らもレベッカを見つけて呼びつけると、ジョシュとレベッカがいい感じなのを見たバレンシア、彼女もビーチに誘うことを画策。あのバレンシアが誘う?!と半信半疑の野郎ども。ポーラにも、バレンシアの罠と警告されるがレベッカ聞く耳持たず。自身が用意した巨大バスで、なぜかグレッグと付き合うことになったヘザーや上司ダリルも加わって珍道中!ぼっち状態で暴走気味のレベッカバレンシアにジョシュへの思いを責められて、否定するうちにグレッグと寝たことを自ら暴露。結局孤立してしまう。ポーラにSOSを出すレベッカ。ジョシュへの気持ちを認めるなら、と言うポーラだが、レベッカはあくまでも友達だと言い張る。一方、レベッカとグレッグのことを聞き、ジョシュとグレッグの仲も険悪に。止めに入るバレンシアに、なぜそもそもNYからウエストコビーナに来たのか問い詰められ、ますます窮地に陥るレベッカ。とっさに、ジョシュへの気持ちを隠して弁解するが・・・

 

今日のツボ

 

・今回しんみり始まる冒頭。あの、「絶対友達いるんだから」のテーマが流れる。このドラマを見ていくと分かるけれど、ちょいちょい同じ曲のフレーズが使われていて、それが場面に応じて、時には面白おかしく、時には哀しく、いろんなとらえ方ができるように作られているところが本当によくできているなと感心。映画のタイトル『ガンと友情(Cancer Crewだってよ)』とかw 攻めるねえ~ 余命ものってワールドワイドに人気なのね。

 

バレンシア、珍しく自分からレベッカをビーチに誘うのだが、訝る男たちに、「助け合わなきゃ」と唐突に始める一見「ガールズ応援」ソング(まだオープニングクレジット出てる最中w)。よくよく聴くとさすがバレンシア、めっちゃ同類ぶった切ってます。最初こそ「社会のために女性が女性を助けよう」とか言ってますが・・・一緒にノッてくる女性たちの外見や体形をディスしまくり(ソーセージ臭いとかもw)。で、「デニースだけは別よ あのビッチは我慢できない」って繰り返すから「デニースって誰だよ」って思ったら本人登場、でもすぐ去るw あとは「寿司屋のトイレで友達の彼氏とヤってた」とか暴露したり、 とどめは「真実を言ってあげる あんたたちは太ったアバズレ これぞ真の姉妹関係(sisterhood)」。ほんとバレンシア同性の友達いないタイプだよなあ。でもこのあたりから、私はバレンシアちょっと面白くなってきてます。スタイル良くて歌も上手くて、このビッチっぷりがあっぱれで最高。ていうかこの女優さんのコメディセンスが最高。やっぱりこういうのは一切の照れもなく、真剣にやるのがいい。振り切った感じが見事で、彼女のソロを楽しみにしてしまう。

 

・ビーチ行き当日にレベッカがひっさげてきたのが・・・巨大バスw さすが敏腕弁護士、金持ってんな。でもこれ、乗りたいかも!!暑いからっていきなり水着姿になるバレンシアもぷぷぷ。そしてジョシュはバスの中でへんてこラップショー。レベッカも負けずにへんてこダンスw 結局、ダブルカップルがいちゃつくので手持無沙汰のレベッカ、ホワイトジョシュとおしゃべりしようとするんだけど、これが全くかみ合わずw ホワイトジョシュの話を聞いてる間、レベッカの顔に切り替わるときに映像がいちいちオーバーラップするのがおかしくてw このあたりの小技が本当に好き。

 

・ダリルのジムのトレーナーということが分かったホワイトジョシュ、二人で筋肉談義で盛り上がる。結局カップル3組にレベッカぼっち。とうとうブチ切れた?レベッカ、いきなりバスの中でポールダンスを始める!ところどころ吹き替えを使いながらw(たぶん)そこでめっちゃ開脚で回ってたら、ダリル「今のは・・・」wジョシュ「内部まで見えた」と気まずそうに話すところで爆笑w 完全にやり過ぎのレベッカ、またしてもイタ可笑しみの境地。

バレンシアが「ジョシュがいるから踊ったんでしょ」と問い詰めれば、「仲間と楽しむためよ」バレンシア「子宮の玄関を見せてまで?」ヘザー「生殖器の仕組み分かってる?」

さらに、レベッカ「男のために踊る人がいる?」「NYでは“フェミニスト・ポールダンス”を受講した」「講師はニューハーフの“女神教授”って人で」「”男の視線の再適合“が目的」ってw

最高の弁解だな。私ならこれだけで許すわ!

 

・ジョシュとグレッグが小競り合いするのを止めるバレンシア。こうなるのはどうしてか?新しいメンバーがいるからでは?と言い始める。ここでダリルが所在なげに「もしや私?」とつぶやくのが笑えた。ダリル可愛い♪ついでに「違うよ」と言ってあげるホワイト・ジョシュも素敵♪この二人にも注目ですよ~

 

・なぜウエストコビーナに来たのか問い詰められて、レベッカはジョシュへの気持ちをウエストコビーナに託すように、この地に惚れこんだから来たのだ、と弁解したわけだけれど、素直でおバカなジョシュは、それを聞いてかえって気を良くした模様。二人でウエストコビーナのテーマを歌い上げる。ここなんかほんと、「ラ・ラ・ランド」ばりの高揚感。ビーチに着いてバスから降りると、ポーラが待っていた。やっぱり最後に頼れるのはポーラだなあ。そしてレベッカ、「大参事」になったのに、受け入れて温かく理解してくれたジョシュに対して、「心から愛してる」と初めて認める。これまで何度も自分の気持ちを否定し、向き合わないできたのに、自分の嘘を受け入れてくれたことで(まだ嘘のままなのだけれど)正直になる、という逆説的な展開が素晴らしい。自分自身には正直になったけどまだ周りには仮面をかぶったレベッカのこれからが、ますます面白く、こじれていくのが楽しみw

一見ガールズ応援風のぶった切りソング。バレンシアの素敵なビッチぶりを堪能できます♪

 

さっきまでエグいポールダンス踊ってドン引きさせてたとは思えない夢のようなロマンチックなデュエット。

キョーレツユダヤママにあっぱれ!!

Crazy Ex-Girlfriend

S1 Ep 8 My Mom, Greg's Mom and Josh's Sweet Dance Moves!

 私のママ、グレッグのママ、それにジョシュのキレキレダンス!

 

(あらすじ)

クリスマスシーズン。ママが帰ってくるレベッカ、本人は否定するけどご機嫌取りに必死。来たら来たでキョーレツママにぐったり。ヘザーはなぜかグレッグ実家のクリスマスにお邪魔することに。「真っ当」な家族を毛嫌いするグレッグに、「あんたがおかしい」と諭すめっちゃ真っ当なヘザー。母親に「捨てられた」と思ってたが誤解だと分かり、雪解けのグレッグ家族・・・。そしてモールに出かけた二人、なかなかいい雰囲気に。
レベッカママ、娘の職場を訪れ変人ばかり見て毒舌かます。「負け犬」の職場と言われて過去のトラウマが蘇っちゃったレベッカ、ここは職場じゃない、奉仕活動してると言い出す。ほんとの職場はユダヤ系のエリートだらけの会社だと。ランチにVIP呼んでると嘘ついて、ポーラにその役依頼。親の機嫌取りは良くないというポーラだが、仕方なく、ノリノリで演技w レベッカ、ママのバッグから伝統の「ガーフィンケルの指輪」を発見し、自分が授かるのではと期待。そこへカルビン氏から呼び出し、なぜかママも一緒に来ることに。すんげー肉食オババと化すママ・・・カルビンと二人にしろ、とほのめかすママに、仕方なく従おうとするレベッカ。これには代々受け継いでいる指輪への欲もからんでいて・・・。だけど土壇場で冷静さを取り戻し、ママにノー。根に持ったのかママ、レベッカにもらった直腸温度計を返品するとショッピングモールへ。一方ジョシュはひょんなことから同じ場所で昔ならしたダンスを披露。ダンスを思い切り踊れたことで、逆に自分はもう大人だ、と自覚。ここでレベッカ&ママ、ジョシュがモールでばったり!!ママに、ウエストコビーナへの引っ越しがジョシュを追ってのこと、とバレちゃう(ママはジョシュのこと知ってるからね)。レベッカはママと遂に本音で対峙。嫌われていると思いこんでいたのが、ママなりの愛し方だったと分かる。

 

〇謎の指輪。ところでガーフィンケルって何よw

今回はいきなりレベッカの祖先がヨーロッパからアメリカに向かうところから始まる(1901年!)。しかもレベッカレベッカママがドイツ語で喋ってますw しかも祖先のママも毒親っぽく口うるさいw謎の指輪・・・そんな歴史があったんかい。 

 

〇今一番注目の・・・またしても小ネタでコーフン

前回出てきたカルヴィン氏再度登場。ヘブライ語レベッカに「ハッピーハヌカ」と言って「痰がからんでる?」と言われるw イスラエル式護身術で習ったんだ、と言ってるけど、英語ではここ「クラヴマガ」って言ってます!!!ここにまず反応!ww もうね、今一番習いたい護身術です!Netflixでドキュメンタリーも見ました!めっちゃかっこよくて女性でもできる実践的イスラエル式護身術w 相変わらず本筋と関係ない小ネタがいちいち面白いからなかなか進まない!!

〇今回はこの人が主演女優賞で決まり!ポーラのエセブリティッシュも良かったんだけどねえ!

ママの到着、と同時にキョーレツソング炸裂!「トイレはどこ!?」軽快なユダヤ音楽(って言っていいの?)に乗せて、挨拶もなしに飛行機最悪、とか、元気そうねつまり太ったってこと、とかアトピーなの?とかあなたはいつも欲しがってばかり、とか花瓶がないとか化粧してないから同性愛者なの?とかそれでも愛してるとかだから花瓶がないのねとか、あなたはお喋りね、とかちょっと一息つかせて、それくらいさせて、9か月もお腹の中にいたんだからとか、まだ答えてないわねトイレはどこ?!とか!!!すごい毒ママっぷりでふう~と一息ついたと思ったら・・・あんなのはトイレじゃないわとか、飾りの石鹸もないとか、教会の司祭のゴシップとか娘の仕事聞かれたけどどうのこうのとか、結婚よりキャリア、キャリアより夢を追ってるとか大学に大金払ったのにとか、こんなへき地のごみ溜めに暮らしてとか異教徒の食べものばかり食べるから太っちゃってとかまたトイレに行かなくちゃ、とか!!!!

ハアハア。書いてるだけで息切れ・・・すごいです、レベッカママ役のトヴァ・フェルドシュ(Tovah Feldshuh)。Law & Order見てるときはこんなに歌えるスタイル良いおばさまとは思いもしなかった。いかにも舞台でならしてるという貫禄がありました!

ちょいちょい話題に上ってたレベッカママ、ついに降臨!!!という感じで、とにかくキョーレツです。でもなんというか、先も知っちゃってるせいなのか、シリアスな毒ママというより、むしろこの毒にやられてしまいそう・・・なよ・か・ん♡

〇ポーラだって負けてないわよ~生まれた場所がwww

嘘のVIPランチ、サイコーwww ポーラ、ロンドン生まれのアビーロード育ちの設定w「まさに(literallyの発音がw)あの横断歩道で生まれたの~」ってww めっちゃ流暢なブリティッシュ・アクセントがもう爆笑 さらに嘘の上塗りで、ユダヤ系イギリス人に!!「カリフォルニアはCultural wasteland(荒れ野)よ」とか、いかにもイギリス人が言いそうなことを連発w この茶番が抱腹絶倒もので😂ノリノリで演技してたわりに、ママがいなくなると「どんな嘘でもあの人は満足しない。いい加減大人になって」と説教するポーラw も~器用なんだから!!

〇爆笑小ネタその2

レベッカがママに渡したクリスマスプレゼント・・・ママにこりともせず「直腸の形をした温度計かしら?」ってw レベッカ「指輪を置くものよ」ママ「なぜ直腸に指輪を?」すげーな。

〇キョーレツからの・・・ホロリ。

終盤、ショッピングモールにて。レベッカは遂にママに本当の自分をさらけ出す。結婚も仕事もこなす完璧な女ではない。でもあなたもそうだ、と。そして半分パパの血が入ってるから自分のことを嫌い(hate)なんだろうと。そこでママ。「嫌いと思ってたの?I love you too much. 元気でやってるか毎日心配でたまらない。あなたも子どもを持てば分かるはず」「親なら子どもの幸せを願うはず」「幸せ!?幸せは愚かな人間の言葉よ。生き延びてほしいの。これがユダヤ人の生き方よ」「だからあなたの反抗は嬉しいわ。これでコサックを撃退できる(ここは笑っちゃいました)。生き残れるわ。I love you.」

このやりとりが泣けたねえ。なぜだか、映画『レディバード』を思い出した。あの作品でも、母親と娘の難しい関係が描かれているんだけど、試着室のシーンが忘れられないのだ。レディバード(娘)は母親に、自分のことを愛するよりも、好きになってほしかった、と告げる。それを聞き複雑な表情の母親。そう、愛というのはレベッカママのように、厳しかったり、憎しみと紙一重だったり、必ずしも甘く心地良いものじゃない。だからレディバードは愛するより私を好きになって、と言ったのだと思う。レベッカの気持ちもそれと似ているのではないかな。でもレベッカママは、良くも悪くも、”ユダヤ式”の愛し方しかできないなんだろうな。笑える中にもほろっときた、グッとくるやり取りだった。

こんな風に、ステレオタイプ毒親の描き方じゃないところが素晴らしいこのドラマ。また演じる女優さんが本当にドはまりしていて。毒の部分も、実は愛しているという部分も、完璧に演じている!最初の方こそ可哀想なレベッカに同情して、こいつが毒親か~と憎々しく思っていたけれど、今やお気に入りキャラの一人ですw ますます今後が楽しみだ。

 

キョーレツ「トイレはどこ?!」ソング。皆様カラオケでどうぞ。演じるトヴァ・フェルドシュさん、肺活量もすごいしスタイルあるし素敵美魔女。 うって変わってさわやか西海岸クリスマスソング。もちろんお決まりの変な歌詞も入ってるけどね♪

見たもの雑感

〇フリーバッグ Fleabag(Amazonプライム

少女マンガのような胸キュンシーンに向かってアラサー女子の壮大なマスターベーションを延々見せられているような居心地の悪さ。でもキュンキュンしてしまうのは同族だから?

モヤモヤしながらしながらも最後まで見てしまった。クリエイターは主演も務めるフィービー・ウォラー=ブリッジ。この人の他の作品『クラッシング』でもそうだったんだけど、なんつーか、いろいろこじらせまくってる主人公が、実はとても魅力的でモテるという描写を、自演でやってることに気恥ずかしさを感じてしまうというか(確実に主人公は自分自身の投影だろうし)…。結局エミー賞までのぼりつめちゃったけど、私のこの人の作品の印象って、主人公いろいろこじらせたりダークサイドあったりするけれども、あんまり深みはなくて、結局いい男との胸キュンラブシーンをやりたいだけなんじゃないかという疑惑が(爆)そして私もそれにまんまとはまってキューーンとしてしまい、結局最後まで見てしまうというw 少女漫画風の胸キュンフェアリーテイルに憧れてるんだろうなあ、と自分に似た匂いを感じてしまうのです…。こうして自分の自意識まで意識させられる不快感がモヤモヤ感の主成分なんだろう。でもまあ、そんな恋に恋する乙女の夢を自演で実現させちゃって、社会的評価までもらっちゃって、羨ましいといえば羨ましい。しかし同じ自意識肥大でも、『クレイジー・エックス・ガールフレンド』と印象が全然違うのはなんでだろう?クレイジー~のレベッカは、自己嫌悪からくる他人=恋愛への依存から脱するけれど、フリーバッグは、相変わらずロマンチック・ラブを探し求めて「ハチャメチャで魅力的な自分」を演じていくんだろうな、そういう物語を再生産していくんだろうな、という無限マスターベーション感が決定的に違うんだろうな。応援したくなくなる感じ?w 

ともあれ、『ブリジット・ジョーンズの日記』しかり、『クレイジー・エックス・ガールフレンド』しかり(『GIRLS』なんかもそう?)、「こじらせてぶっ飛んでてドタバタしてる女性が実はモテてる」話の系譜というのは結構トレンドなのか。Metoo運動の影響からそんなこじらせ女性のユートピアともいえるストーリーに光を当て始めた側面もあるのか。だとしたら、この系譜はまだまだ発展途上で、個人的には『クレイジー・エックス・ガールフレンド』のように、最終的には自己と向き合うことで自分を好きになる旅の物語になってほしいなと思う。バリバリ少女マンガで育った者としては、ラブコメロマコメも大好物だし、それはそれでいいんだけど、こじらせたままの恋愛・セックス依存を延々と見せられるのは痛々しく、惨めな気持ちになる。いろんなことを自分でぶち壊し、同じことを繰り返し、ブリジット・ジョーンズのようにひたむきさがあるかと思いきや、自己憐憫・自己陶酔のループ。そしてそんな自己憐憫・自己陶酔女がどうしてモテまくるのかよく分からない。とにかくミー・ミー・ミー、アテンション・プリーズ!のオン・パレードなのだ。まあでもウォラー=ブリッジとしては、このmessな状況をそのままさらけ出すこそが狙いであり彼女なりのイギリス版「ありのままで」なのかもしれないが。タイトルがそもそも「Fleabag(みすぼらしい、不潔な人間)」なわけだし。まあラストは「第四の壁」である自意識と別れを告げて去っていったので、この物語的には主人公の成長を暗示しているのかもしれないけれど。なんか疑っちゃうw

あ!!!あと、超大事なことを言っておくと、どうして最後まで見ちゃったかというと、シーズン2の恋のお相手、司祭役のアンドリュー・スコットが壮絶良かったから!はっきり言ってウォラー=ブリッジより彼に賞をあげたい。ドラマ中でも「ホットな司祭」と描写されてたけど、まさにホットな司祭でしたよ。マッチョでもなく背も高いわけでもなく、何ならハンサムでもないんだけど、繊細な、深い演技をしてました。メロメロ。でも物語の司祭としての彼は、結局ある意味「悩める魅力的ドタバタ信徒」への依存があって、こんなこと何度も繰り返してるんだろうなと想像してしまったけど。

そして、超個人的に大事なことその2。近頃、「メタルがこじらせ女子&中年&鬱憤たまりまくりママの救世主的音楽になっている」件。このFleabagでも、エンドタイトルでかかる音楽(このドラマのテーマ曲といってもいいのでは)が、メタル風激しいロック。これは正直気に入りましたよ、ええ。それで思い出したけど、例えば最近で言えばシャーリーズ・セロン主演の不思議ストレスママ映画『タリー』。ネットフリックスの女性二人友情ミステリードラマ『デッド・トゥ・ミー~さようならの裏に~』。全部、溜まりまくってる女性のマグマを開放する音楽として、メタル(もっというと、激しいデス・メタル風音楽)が使われてます。何、私の真似?!やっと分かってくれたの?「おっせーよ」という思いも抱きつつ、なんか純粋に音楽として好きというより、最近「イタイ女が好む音楽」という不名誉なレッテルが貼られつつありませんか?!という危惧も覚えています。確かに、私も我が子にチョームカついたりすると、イヤホンでガンガンにかけてますよ、スレイヤーとかスリップノットとかレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンなんかを。つい先日も、”People=Fuck”という曲を聴きましたよw でもね、別に怒ってないときに聴いたってとっても素敵な音楽なんですよ♪これだけは言っておきたい。まあ、魂の叫びでもあるので、これはこれで新たなステレオタイプとして、怒れる女性に親和性があることをとうとう世間も気づいたか、っていうところで仕方ないのか。

そんなこんなで、こじらせアラサー女子のマスターベーションを延々見せられてうんざりするような、でもキュンとしちゃう自分への後味の悪さも感じるような、「イヤミス」ならぬ「イヤコメ」という新しいジャンルを体験させてもらったということで良しとするか。

ウォラー=ブリッジには、今後もたくさんの胸キュンシーンを連発してもらって、私もただそれだけを目当てに便乗したいと思う、複雑な乙女心。『クラッシング』早く更新してくれ。

 

〇モダン・ラブ (Amazonプライム

一話がピーク。シーズン2に期待。30分はいいね

Netflixなんかのストリーミング・サービスは、お金かけてるだけに野心作とかSF、ファンタジーが多くて、こんなささやかなヒューマン・ドラマ系が少ないなと寂しく思っていたところにタイミング良く。一話30分とコンパクトで、心温まる系のいろんな形のラブ・ストーリーニューヨークタイムズのコラムが原案だそうで、なるほどという感じ。でも残念ながら、一話目の感動がピークでした、私は。一話目はとても素敵な物語だった。男女の愛でも、血縁の愛でもない、まさにモダン・ラブ。こういう話が続くのかなーと思ったけれど、そういうわけではなかった模様。でも、一日の終わりにご褒美がわりに見るにはちょうどいい感じだな、と思いました。ニューヨーク大好きなので、出てくる場所・おうち、そのインテリアなんかがものすごく素敵なのも目の保養。

結局、アマゾンにもNetflixにも入っているのに、私が毎週欠かさず一番楽しみにしてるドラマが無料のDlifeの『コード・ブラック』という皮肉w これは完全に私の好みの問題だけど、『BOSCH』『TRUE DETECTIVES』『Law & Order 性犯罪特捜班』のような超骨太・ハードボイルドクライムドラマ、『コード・ブラック』『This is US』のような見ごたえたっぷりのヒューマン・ドラマ、『刑事モース』のような王道愛着系ミステリー、『クレイジー・エックス・ガールフレンド』『グレイス&フランキー』『ブルックリン99』『サウスパーク』『シリコンバレー』のような気持ちよく笑えるコメディ、『SIX』みたいな野郎ばかりのミリタリードラマ、こういうのが揃ってたら十分!だからあれだな、ネトフリとかアマゾンに期待したいのは、オリジナルの野心作よりも、CBSとかABCとかのネットワーク局発の、『24』とか『プリズン・ブレイク』ほどエンタメ大作寄りじゃない、地味だけど脚本がしっかりしてる本格ドラマ、これを大量に仕入れてほしい、それだけです(爆)!!!

 

意外とフリーバッグで長くなってしまったので(それも何だか後味が悪いw)また改めて雑感続きを。

鬱鬱ヌーベルバーグ、お歯青、オネスティ!

Crazy Ex-Girlfriend

S1 Ep 7 I'm So Happy That Josh Is So Happy!

ジョシュが幸せなら私も幸せ!

 

レベッカまたクレイジーになっちゃいそう・・・?

冒頭から、バレンシアと同棲準備するジョシュを「張り込み」するポーラとレベッカ。ここでレベッカ、映画「トワイライト」の登場人物にジョシュやレベッカを当てはめる。このドラマの最初のエピでも「トワイライト」の主人公カップルが歌に出てきたし、「恋におちたシェイクスピア」以来の傑作と力説してるし、ポーラよっぽど好きなんだなトワイライト。ティーン恋愛小説に夢中なポーラが微笑ましいw 彼女の結婚生活は破たんしているから、レベッカとジョシュの恋愛を成就させることがポーラにとっても希望の光なのだ。こんなにレベッカのことにご執心なのも、そんな理由もあったってことね。で、「友達として」レベッカに急接近のグレッグから、何度も連絡があったのを見て、「それストーカーよ、そんなのダメ」と断じながら、双眼鏡でジョシュの動向を監視する矛盾しまくりのポーラw

ジョシュのこと「ジョシー」と呼んだり、徐霊のためにセージの葉を焚くという相変わらずのバレンシアを見て、「カーダシアン家の嫌な家族みたい。ケイトリンは別だけど」と毒づくw たとえが絶妙だなw めっちゃ芸能ゴシップに詳しいところに親近感w「ヨガスタジオで殺人」とウソの知らせでバレンシアをおびき出そうと計画してるし(やってないけど)。そんな幸せそうなジョシュを見て、このエピソードのタイトル通り、「彼が幸せなら私も幸せ」とうそぶくレベッカだが・・・

ジョシュとバレンシアのことで頭がいっぱいで、大事な顧客獲得のためのプレゼン準備資料にも「ジョシュの同棲については・・・」とか打っちゃう始末。困り果てて、引き出しに隠してあったウォッカを飲んじゃう。しかもインク入りw しかし、このウォッカの瓶に“Don’t drink me Rebecca”って書いてあったってことは、依存的な自分を自覚してるってことだよね。そしたらちょうどうまい具合にDr.フィルのパニック障害の動画やってるw(このDr.フィル、私も番組は見たことないけど、アメリカでは有名なTVショーのホスト。本人が登場するとは!!シャレが分かる人なんだな) 彼が言ってる症状にもろ当てはまるレベッカ。そこへ超重要顧客、カル・ヤング氏登場。何やらポーラのこと気に入った模様♡ 心ここにあらずのレベッカ、プレゼンを始めるも・・・インク入りウォッカのせいでお歯黒ならぬお歯青w ホワイトフェザー事務所へようこそ、をジョシュフェザーって言っちゃうし・・・ウォッカは匂わないから大丈夫!とやっぱりおかしくなってるし・・・あきれたダリルからも、家で休んで月曜に備えろ、とお達しが。

 

〇クレイジーどころか、フランス風抑うつ

家に戻ったレベッカがテレビをつけると、またまたDr.フィルが。「抑制された感情を放置すると抑うつ症に発展しがちです」。嫌気がさしてチャンネルを変えると、白黒のフランス映画。「疲れたわ」とつぶやく女性がまた・・・ベレー帽にボーダーカットソー、オープンカフェでフレンチプレス(おそらく)のコーヒーを飲んでいる。見事なステレオタイプw これを見ながら「私も疲れてる」とつぶやくレベッカ。「抑うつをセクシーに見せちゃうってすごい」この感想がレベッカらしいw

そして今日の一曲目、レベッカがフランス語を駆使して歌うアンニュイ~なナンバーきた!これも歌詞が最高。背景がすごいフランスっぽかったんだけど、ほんとにロケしたんだろうか、合成だろうか?!例によって、出だしからクレイジーになっていくさまをちょっと紹介。

冒頭「私の瞳が暗いのは哀しみのせい 私の唇が紅いのは心に傷があるから」

綺麗ですね~サングラスに黒いドレス、煙草をくゆらせながら橋を歩くにわかフランス人レベッカ、出だし好調。これが「セクシーなフランス流抑うつよ」だそうですw

で、哀しみのあまりか分かりませんが、

「私のベッドはタンポンのような香り」ってw この「タンポン」がフランス語っぽかったから入れただけじゃないのか?!疑惑。

次、「ジョン・ゲイシーについて書かれた本を買った」ぶっ!またコーヒー吹いたw

犯罪モノ好きにはこれまた必須人名キタ。まさかこのドラマで聞くことになろうとは。でも意外とシリアルキラーってコメディによく出てくるんだなと思いました。ジョン・ゲイシー、ピエロの恰好して大量殺人を犯した“キラー・クラウン”ですな。しかし抑うつだからってジョン・ゲイシーの本読むことないでしょ!

「ポルノ自体に興味はわかず なぜ俳優たちがこの道を選んだのか悩む」って。

悩み広げ過ぎw そん次「ウ~ショコラ~(チョコレート)」(笑) やっぱり、ただ言いたいだけじゃないか!でもなんかフランス映画のパロディっぽくもなってて、おフランス苦手な私にはとても痛快でした(^^)そんなフランスの白黒世界に浸っていると、Dr.フィルが現れて、そんなことじゃだめだとお説教。部屋も殺風景だし、壁に何か飾るとかしたら?と。

シラフでもDr.フィルが現れるようになって、またおかしくなっちゃったかと以前飲んでいた処方薬を探し取り乱すレベッカ。その幻想のDr.フィルに、「医者に診てもらえ」と言われるw 早速精神科医のもとに駆け込む。「普段は用意周到な性格で物事に集中できるのに、今はいつもの自分じゃない」。と先生、「子供のころの話をして」。そうきたか、とレベッカ、今までさんざんいろんなセラピーで話してきたからもううんざりなので、とりあえず薬だけちょーだい!と処方薬のリストを渡す。それを見た先生、これ全部飲んでたら何も感じなかったでしょう、と。でもレベッカ、その「感覚のマヒ」こそが狙いだと答える。先生、こんな処方箋書くなんてヤブ医者だ、私なら心の問題を掘り下げて適切な薬を話し合っていくわ、と説得しようとする。レベッカ聞く耳持たず、仕事に差し障るから薬を、と頼むが断られ逆ギレ。口コミサイトにコメントしておく(ひでーな)と言い捨て、トイレを借りる。すると、床に落ちてた謎の錠剤!

 一方ポーラの家。ダリルと一緒に、ヤング氏の接待。ここでのダリルが超おかしい。アメリカの国鳥、ハクトウワシの頭はハゲてるんじゃなくて、ホワイトヘッド(頭が白い)だからこの名前で、“ホワイトフェザー”という苗字の自分にとっては単に国鳥じゃなくてお守り(spirit animal”)なんだ、と滔々と語るw でもヤング氏はポーラに夢中でやっすいワインを褒めまくったりしてる。でも、自分のことを語るゲームで、奥さんが亡くなってることがわかる。しかも相当引きずってる様子…

 

〇お次はハイ&ロー

謎の薬が注意欠陥障害用のものと知って飲む気満々のレベッカ。そこへまたしてもDr.フィル登場。ジョシュには振られたんだ、現実を受け入れろ!と力説。でもレベッカ聞く耳持たず、ハイ状態で仕事。殺風景だった壁にキミョーキテレツなデコレーションを施す。よせばいいのにバレンシアSNSチェックしたりして。挙句の果てに今度は「ダウナーある?」っつってヘザーにヘルプ。結局ヘザーと一緒にマリファナやって、今度はめっちゃダウナーになってるwヘザーと一緒に、「もう落ち着きましたー!」と怒鳴りながら精神科医のアコピアン先生の家のドアをガンガン叩く、全然大丈夫じゃないレベッカ。不在かと思って猫ちゃん用のドアから入ろうとすると、巨乳がひっかかり。結局先生に見つかる。ジョシュの新居では、同棲記念にサプライズでテーブルを組み立ててバレンシアに贈ろうとする。それを、バレンシアがあまり好きではないバディたちが渋々見守る。ホワイト・ジョシュとサーファーの彼(名前忘れたw)久々登場。でも結局、テーブル組み立てる前にネジの区別さえできない始末。テーブルとは決別しろ、と説得されるジョシュ。ここで唐突にヘクター(名前思い出したwサーファーの彼ね)が話し始めるんだけど、キョーレツにオゲレツなお話で・・・見てのお楽しみ(?)。結局、組み立てたのかな?完成したテーブルをバレンシアに見せると、思い切り却下!インテリアに合わないんだって。まあ気持ちは分かるんだけど・・・返品して別のを買ってきてね、じゃあね~と去っていくバレンシアに、がっかり顔のジョシュ。

 ヤング氏にシャレたジャズクラブに誘われてやってきたポーラ。ヤング氏もちょっと変わってるというか、突然スキャットを始めて(それも本格的なw)ポーラもちょっとやってみたりして。なんでも優待のヤング氏のセレブ生活に目がキラキラ!コーラスに夢中のダンナに、キョーレツな息子二人の自分の生活とは全く違うから余計に惹かれてしまうのね。ここで久々のポーラのソロ!やっぱり歌が上手いからジャズ風も素敵だな~♪そしてとうとうヤング氏に、ホテルのお部屋に誘われる!

レベッカとヘザーは、アコピアン先生に不法侵入で訴えない代わりに、セラピーを受けることを提案される。そしたら薬もらえます?と全然こたえてないレベッカは追い出されるwそしてダルダルでヤング氏へのプレゼン無理~と伝えようとポーラに連絡すると・・・ヤング氏とホテルの一室で一緒にいることを知る!ここでやっと覚醒!ホテルに殴り込み!

 

〇最後はオネスティで大団円、となるか?!

レベッカ、ポーラに力説。

あなたの結婚生活は最低だし、超ホットなセックスをしたいのも分かる。でもこれは現実じゃなく単なる応急処置でしょ?現実を見ろと言ってたけど、あなたも私と同じことをしてるとわかった、と。今まで自分の感覚をマヒさせて、現実から目をそむけてきたけど、それじゃだめなんだ、痛みを感じていいんだ。ここでポーラも結婚生活の辛さを吐露し、二人で泣きながら抱き合う。と、すすり泣く声が。見ると、ヤング氏も亡き妻を思ってしくしく泣いているw 三人で号泣ハグ。ここでヘザーの一言。「こんなに楽しい日って人生初めて」ww しかも全然楽しそうじゃなく言うところが最高。目はイってる。

大事な顧客の前でいろいろブチまけちゃったレベッカだったけど、ヤング氏にその正直(no-nonsense honesty)で飾らないところ(英語だとraw emotional insight)が弁護士に求めていたところだ、と言われて結果オーライ。ポーラに対しても、素晴らしい女性だけど、家族は大事だし、元妻への未練もあるしってことで円満にお別れ。

顧客も獲得できて、社員は家族よ、と言うレベッカに感極まるダリル。そんな彼を見て、「感情を出していいのよ」とまで言えるようになってるレベッカ。成長したなあ✨

そんな彼女、いつものタピオカ屋でジョシュと会う。結局炊飯器プレゼント。バレンシアに対してちょっとした不信感を抱き始めてるジョシュは、ついレベッカに新居に招いて「卒業白書」みたいに靴下ではしゃげるよ、とか言ってしまうw ここで本物のDr.フィル登場!ていうか本物のDr.フィルはずっと登場してるけどねw 博士にカップルと言われて、めっちゃ過剰反応するレベッカ。あっちが解決したと思ったらこっちはまだまだ、ということで、ジョシュがらみの問題はまだまだ続きそうですなあ。

でも今回は、フランス語で「鬱~鬱~」って歌ってたかと思えば、最後は現実を(一部)受け入れて、自分に正直になることができたレベッカ。まだまだ道のりは遠いけれど、すこ~しずつ、前進しているの、かな?彼女の事だから、三歩進んで五歩下がる、的な波乱もあるけれど、一緒にハラハラしながら応援したい。程度の差こそあれ、レベッカの抱えている問題は誰にとってもあると思うから。。

さてさて、今回はわりと落ち着いた回だったけど、次回はキョーーーーレツキャラ炸裂で爆笑必至ですよ!ポーラも負けてないし!楽しみ楽しみ♪

 

映像だけみると、ほんとにおしゃれなフレンチ・ムービーですよね。「タ〇ポン」とか「ジョン・ゲイシー」とか言ってなければ・・・ キョーレツエコノミークラスハイソ憧れソング。気持分かるなあ~(;^ω^)

親受けとギャングスタ・ラップ、まさかのマッシュアップ

Crazy Ex-Girlfriend

S1 Ep 6 My First Thanksgiving with Josh!

ジョシュの家族と感謝祭ディナー!

 

〇ポーラの「感謝祭、親に取り入り大作戦!」成功なるか?!

冒頭からジョシュに「惹かれてる」告白されたことをタピオカ屋の兄ちゃんたちに自慢しまくるレベッカw 思い込みか?と不安になり始めたところにジョシュ登場。感謝祭で親戚が集まるから大変~!と。家族と折り合い悪いレベッカは孤独な感謝祭が不安。「惹かれてる」発言を当然知ってるポーラに、ジョシュの感謝祭に行っちゃえば?と焚き付けられる…ここでジョシュ邸感謝祭に行ってるレベッカの妄想がw なぜかレース襟にカーディガンの上品レディ(しかもちょっと古い)で、なぜかイギリス発音wでもその妄想を振りほどき、「誘われてないから無理」と弱気モード。そこでポーラ。「アンジーのブラピ奪略を学びなさいよ」www いいなあ~ここでこういう例えを持ってくるポーラ、最高だな。英語だと、「アンジーがそんな態度で『Mr.&Ms.スミス』に出たと思う?そうじゃなかったら、今頃シャイロも、ビビアンも、マドックスもいなかったのよ」って😂でもマドックスってブラピと結婚する前から養子だったよね確かw あーもうこういう細かいところが面白すぎるからちゃちゃっとブログを書けないYO!だんだん分かってきましたけど、ポーラって私とめっちゃ気が合いそう!(超どうでもいい話)「作戦」が好きなんだよねw だから今回も、勝手に「レベッカ感謝祭潜入作戦」を目論んでる風。

 

グレッグの店。レベッカが感謝祭の予定を聞くと、今の仕事をとっとと辞めて、ビジネススクールに行くと言う。そこにバレンシア登場。相変わらず褒めまくるレベッカだけどガン無視。でもそこで、バレンシアがジョシュの家族から気に入られてなくて、感謝祭を前に気が立っている情報ゲット!このときのクリス(なぜかいつもグレッグの店にいるとっつぁんボーイ)の言いぐさがw「アジア人はバカが嫌いなんだ」ってw 二重に差別コメント😂 そんなことを話ながらポーラとアジア食材のスーパーで買い物してると、なんと都合よくジョシュママ登場!ふっふっふ。これはポーラの作戦始まってるね。よく見ると、ジョシュママがいないか探してるしw あんたは親の理想なんだから気に入られる!今バレンシアと危機なんだからぶっ潰しちまいな!と焚き付けてますw そして計画通り、ママと「ばったり」会わせて、レベッカの華麗な経歴を披露しまくる(ポーラがね)w レベッカは内面のクレイジーさはさておき、外向きには学歴・キャリアはすごいからね。で、またまた面白発言。「彼女の両親はゴッサムで殺されてしまったので」感謝祭孤独アピールww それを聞いたママ、「まあ バットマンみたいね」って!バットマンしかいないでしょうが!!最高だなもー。結局嘘八百を並べて、まんまと招待されるレベッカ!ポーラの作戦大成功。まあこっから一波乱あるでしょうが( ̄― ̄)

一応頑張ってジョシュのルーツのフィリピン料理を作ってるレベッカ。毒ママには何とか言い訳して感謝祭断る。しかし作ってる料理がモツの豚の血煮込みってw他になんかできなかったのかい!ポーラ、レベッカにカメラとマイク付きのブローチを渡して、ますます「作戦」風にw このブローチがね、フクロウのキラキラで!だからこのテイストに合わせるべく、パールのネックレスに丸襟ワンピの出で立ちでいざ向かうんだけど、このときのソングがね、安っぽいギャングラップ調ってところがサイコー!!しかもジョシュママとのコラボだよ。ジョシュママ、なぜか金の入れ歯でギャングスタ風だよ。$マークのチェーンしてるしwサビは「私は親受けがいい」(爆)。そしてジョシュママ掛け合いで「彼女は親受けがいい」。もーーー笑いが止まらんわ!!ちゃーんとラップも韻を踏んでるしね、そのへんの本格仕様は相変わらずすごい!!超お上品ワンピースで「勝利は私のものよ」ってラップするレベッカ最高。そしてジョシュママ最高すぎる~!彼女は大分後になって、もう一曲超可笑しい曲を披露してくれるので要チェック人物です!現実世界は上品ワンピなんだけど、ミュージカル(っていうのもおかしいけど)場面はすごいどぎつい衣装を着て激しく踊りまくる!しかもバニー風のダンサーを従えてwお尻には「SMART(賢い)」「POLITE(礼儀正しい)」って書いてあるし!「ニール・ダイアモンド最高」っておべっか使ってるのも最高w やっぱりおばはん層はニール・ダイアモンドか~。レベッカ圧倒的有利に負けじと、バレンシアも読書好きをアピールするけど、空白いっぱいのリア・ミシェルの本だってw 結局家族の支持を得られないバレンシアに「よそ者」と揶揄されるも、最後ママからハグされる。この一部始終をふくろうカメラで見届けるポーラw これで一歩リード、と思いきや、レベッカ臓物でお腹の調子が悪くなり・・・トイレに駆け込むと、ジョシュとバレンシアが口論。やったーと思ったら、喧嘩の後のセ○クスwアドレナリンが出ているせいか、やたら盛り上がってます。

 

〇作戦ビミョー。でも意外なところに動きが・・・!?

一方グレッグ。啖呵を切って店を辞める意気込みだったのに、オーナーに全部認められて応援までされて、いささか拍子抜け・・・。ところが、父親の肺気腫が悪化して病院に連れて行くと、医療費の高さにびっくり。結局職場復帰することに。しょんぼり仕事してると、なぜかフロアにピアノが・・・ここで今日の二曲目。グレッグピアノ弾き語り。ちょっとビリー・ジョエルとかエルトン・ジョン風。中身はグレッグらしく、ひねくれいじけソング。それを「なあ ウエスト・コビーナ どうしてこんな仕打ちを?」と呼びかける。「ニューヨーク・ステイト・オブ・マイン」のいじけグレッグバージョンってとこかな?グレッグの歌はいつもそんな面白くはないんだけど、彼の性格上しょうがないか。歌唱力でカバーしてる感じですね。結局グレッグは貯金はたいて父親の医療費を払おうと夢を捨てる決心。父親はそんなことするな、と言いつつもグレッグに感謝。

 

また戻って、お腹が限界に達しているレベッカ、急いでトイレからもジョシュ邸からも脱出しようとすると、運悪くジョシュママに呼び止められる。ここでジョシュ、なんとバレンシアに同棲オファー!!“No~!!”とささやき叫びがリエゾンするレベッカとジョシュママw 最後はトイレに駆け込みぶちまけるレベッカをカメラで見守るポーラw レベッカのトイレ、二階だから大変だねwそこへなぜかグレッグ現る!お互い最悪の感謝祭だったってことで、まったりチルアウト。自分を支えてくれたのは父親しかいなかったから、彼を助けようとするグレッグに、そういう存在さえいない人もいる、と答えるレベッカ。きっと自分のことを指しているのだろうな。ちょっとした友情が芽生える二人。いや恋心か?一緒にドッグショーを見ながらタコスを食べる。そしてじゃれ合う二人。その様子をふくろうカメラで見てるポーラ。まだ見てるんかいっ!グレッグといい感じになってダメ~!!ってなってます。

そして最後のおまけ映像。ジョシュ邸に呼ばれる妄想シーンのレベッカ、相変わらずなんちゃってブリティッシュ・アクセントでハーバード大時代のおイタ(思いっきり下ネタ)を子どもに話してますw

さてさて、グレッグといい感じになるレベッカに、同棲を決めたはいいものの、仕切り屋バレンシアに早くも不安になるジョシュと、これからも一筋縄ではいかなそうですね~☻

ジョシュママの金歯サイコー!!

 

レベッカにもウエスト・コビーナソングがあるように、グレッグにとってのウエスト・コビーナはこんな風にビターなんですね。

At Least Darryl Is Not "Terrible"😉

Crazy Ex-Girlfriend

S1 Ep 5 Josh and I Are Good People!

ジョシュも私もサイテーじゃないもん!

 

ただいま自分・・・おかえり自分・・・

クソ忙しかった幼稚園生活、小学校生活も一段落。やっぱり私には真面目よりもこのクレイジーな世界がホーム・スイート・ホームだ。早く脳をクレイジーに戻さなきゃ!!

 

〇ご機嫌、居直り、嘘、居直り

ホームレスのおばさんに小銭をせがまれ、「20ドルしかない。自分で稼いだの~✨」と超ご機嫌。私もこんなこと言いたいわw 

ジョシュと昔の写真見ながら異常にハイテンション。そこへグレッグやってくる。レベッカが彼にした最悪のことがフラッシュバック。グレッグももちろん恨みは忘れてないので、「最低だ(terrible)」と罵倒して去る。何にも知らないジョシュは、「あんなこと言われたことない」と憤慨。レベッカも「私もよ」と答えるが・・・あの毒ママに罵倒される少女レベッカの姿が・・・。英語では、「あんたがドラマティック(大げさ)でセルフィッシュ(ジコチュー)で変(weird)だからパパは去ったのよ。あんたは最低よ」。三つとも彼女の良さでもあるのにね。可哀想なレベッカ。しかし取り繕って「あんなこと言われたら傷が残るわよね」。本音も漏れ出る。やっぱり傷が残ってます。

俺たちは何も悪くない、というジョシュに「特にあなたはね。あなたは最高よ」と褒めまくる。気まずい二人・・・そそくさと別れる。

そしていつものように、自分の心に向き合わずに「あんなの気にすることない」と言い聞かせるレベッカ。さっきのホームレスにあって、20ドル札あげちゃう。そして「ほかに何かできることない?」と。こっから本領発揮。きっとおばさんは車でどっか連れて行って欲しかったんだろうけど、逆にレベッカの愚痴を延々聞かされる羽目にw

こんなところ、無敵だなーと感心するんだけどな。

 

〇“善人”への強迫 やりすぎレベッカ

確かにママの言う通り、ドラマティックなレベッカ。やるときゃとことんやっちまう。

グレッグに「最低」呼わばりされた反動で、極端にいい人ぶりっこを始める。いつもながら、だいぶズレてますw

そこで、職場の上司ダリルが離婚で娘の親権を元妻に取られそうという窮地を救うことに。勝手にwしかもこれまで何度も断ってた&内緒にしたいのに、高らかに宣言!

 

一方ポーラ。職場の同僚たちがほんとヒドい(でもめっちゃいい味出してるんだけどねw)のでストレスたまりまくり。おまけに仲良しレベッカが善人プレイにご執心だから、無能な弁護士&事務員を取りまとめなきゃいけない。。。でも!レベッカが去り際「彼女が陰の主だから全て任せられる。彼女が責任者よ。ね、ダリル?」と上司のお墨付きももらってくれた!ここで遂にここぞとばかりに爆発するポーラ。おバカ弁護士の水鉄砲をへし折る!破片が飛んで目に入ったと主張する事務員カレンに向かって「受動攻撃性人格(passive-aggressive)でみじめなゴミ社員が何言うの。ゴミみたいな顔をしまいな!」とブチ切れる。こんな担架切ってみたいw徹底的に仕事を片付けるわよ!!と宣言!いやー頼りになるなあ、かっこいいポーラ!

レベッカはグレッグに自分の善人アピールをしたくて、わざわざグレッグの職場で会議w 全然関係ないけど、このドラマでよく、人の話をさえぎるときに「ババッバッバッバッ!」とかって言うのが可笑しくてw 色んな人が相手の話さえぎりまくりw私もやってみたい(#^^#)

 

〇見事なまでのラブコメ展開

ジョシュ、幼馴染の神父ジョセフのもとへ。恋人バレンシアがいながら、レベッカにも惹かれてることを告白。お決まりだねw しかも、単純お気楽ボーイですから、いろいろよからぬ妄想も告白w 相手レベッカだけど、「婚前交渉」を何度もしてるらしい、妄想で。でもね、ジョシュが彼女と一緒にいて気分がいいのは、ジョシュを絶対的に信じてくれてるからなんですね。バレンシアはあの通りの完璧主義者なので、気が休まらないんでしょう。でもよく掘ってみると、レベッカのあのジョシュへの「信奉」って、レベッカが言い聞かせているだけのものでもある。ジョシュはそのまやかしの信奉でも安らいでいる(ジャッジされないから)。この構造がとっても興味深いですね。やっぱりただのラブコメじゃない。ちょっとシェイクスピア劇の人間模様みたいじゃないですか?大げさ?w何はともあれこの先どうなるのか楽しみですね(知ってるけどw)。

 

〇この回一番のサイコーソング―今回はダリルが主役をかっさらう!!

グレッグへの善人アピールもうまくいくはずもなく、落ち込み始めたレベッカ。ダリルの離婚手続きもやる気ダウン(ひどすぎ)。そこでダリル、レベッカに娘への愛をアピール。「娘は太陽であり月であり、窓を灯す家への道しるべ。私のコーヒーにとってのミルクなんだ(w)」。詩的じゃな~い。でも、寄りにもよって父親がらみのトラウマがあるレベッカ、拒絶反応。「私の父親は弱虫で娘を捨てたの。でも父と娘の愛を語るのいったんやめたら?誘拐っぽい響きが出る」。この「誘拐っぽい響きが出る」、英語だと、”It sounds a little like… AMBER alert.”って言ってるんですね。「アンバー・アラート」、普段犯罪ドラマ&映画が何より好きな私にとってこの用語は必須単語なんですが、こんなクレイジーコメディで聞けるとはw ウィキ情報を紹介すると、アンバー・アラートとは、「児童(未成年者)誘拐事件及び行方不明事件が発生した際、テレビやラジオなどの公衆メディアを通じて発令される緊急事態宣言(警報)の一種」。ダリルのあまりの娘への溺愛っぷりに、誘拐の匂いがするよ、とたしなめてるんですね。そんなことない!!娘への愛を彼女に伝えたい。それは諦めたくない。とダリル。そっかあ、ダリルいいパパだなあ、と同情しかけたその時!!!最高なギリギリソング発動。今回は彼がたっぷりと歌います。

いつものことですが、どんどん狂気に近くなっていくその展開が面白いので、最初から訳詞を紹介したいと思いますw

 

”パパのかわいい娘 パパのプリンセス

こんな美しさは知らなかった 

賢くてかわいい 生意気な天使さ

いつまでもパパの娘”

 

うんうん、いいスタート

 

”こんな歌は変だと思われるだろう

でもパパのヒゲを整えるのは変じゃない 普通だ

 

娘を愛しているが 気味悪い感じじゃない

そう思われるのも分かるけど

娘を愛しているが 気味悪い感じじゃない”

 

ちょっとずつおかしくなってきたw

サビにこのしつこい弁明を持ってくるところがサイコー

 

”かわいい子に囲まれ 踊っている娘よ

目をひくのは一人だけさ

足はパパの上 手はパパの腰に

今思えば妙な光景だね”

 

いや大丈夫大丈夫、変じゃないからw

ダリル負けないで

 

”こういうセリフを気味悪がる人もいる

くすぐるとなれば

娘は分かってくれる

くすぐる場所には気を配ってる

不適切な場所は避けてる

そうなると混乱するだろうから

娘を愛しているが 気味悪い感じじゃない”

 

だんだんこうして弁明がかえって自分を追い詰めていく感じがイタイタしくてw

このカントリーソング調の曲と、不必要にインサートされる馬やお花畑のスローモーションがまたイタおかしさを強調w

 

”いつか誰かを愛して 巣立っていく

妙だとは思うが 私にできなかった形で

母親にそっくりになった (母さんとは寝たよ)

だがこれは違う 私は娘を愛してる

だが変な意味の愛じゃない

分かってくれるかい 私が言いたいことを

もう黙るよ 娘を持つのは妙なものさ”

 

最後投げやり&そんな結論!?

ダリルの、時々語りを入れながらの自分ツッコミ歌いがクレイジーで面白すぎます。

ダリルは、他のキャラクターと違ってそこまで歌上手くなくて、素朴な感じなんだけど、そこがまたとてもいい味を出していて、ダリルの名曲はこれからも出てきます♪

 

そして意外と感動したレベッカ。感動したんかいっ!!

 

〇ポーラのしごき&リベンジ始まる

職場で呑んでる奴に「ドン・ドレイパーを気取るな!!」とちゃぶ台ひっくり返す(ちゃぶ台じゃないけどw)ドン・ドレイパー、確かに『MAD MEN』で常に職場で酒飲んでましたねw でもあれ60年代の話だからねw

 

よし!(何がよしだw) ひとまずここまでであげちゃえ!残り半分はまたすぐに!

 

後半追記!

やっべえやっべえ。現実世界でいろいろありすぎて、なかなかブログ書けません( ;∀;)

違う意味でクレイジーだわ。おまけに、今ラグビーワールドカップオールブラックスのイケメン揃いに夢中になっちゃって、アマゾンprimeでドキュメンタリー見始めちゃったりしてるから、余計に進まんわ!

まあいいや、続きいこう。

〇それぞれの“善行”が試される

ティム、まさかのカナダ人発覚w カナダ人ってところが絶妙で笑える!大して違わないじゃんw アイスホッケー嫌いなフリとかジャスティン・ビーバーネタとか、アメリカでのカナダ人揶揄ジョークって笑っちゃう(「サウス・パーク」とか、ひどい言いようだもんね)。就労ビザがいるの?! それが切れててほんとは事務所にいちゃいけないことが発覚。知ってしまったポーラ、判断を迫られる。

一方のレベッカ陣営。ダリルの娘からの無邪気なタレコミで、元妻のステイシー淫行疑惑発覚!このときの、ダリル、レベッカ、そしてカタツムリへのズームアップが笑えるw で、判事のもとで元妻を問い詰めるんだけど、彼女に「彼(浮気相手)は猫のCMなんかで泣かない」とか言われてしょんぼりするダリルw まあ結局、一時的にダリルが親権を勝ち取り、レベッカの善人作戦大成功!

ここで今日の2曲目。しつこいまでの「私は善人なのよ」アピールソング。「国境なき医師団にも負けない」とか「異論があるならケツにキスしな」とか「善人って言わなきゃ夫を殺す(首にナイフ突きつけてますw)」とかどんどん偽・善人ぶりがエスカレートしていきます。しつこく、大げさ(dramatic)、そして強迫的。ほんとにスレスレのクレイジーっぷり(^^)

グレッグの前で歌いまくり、猛アピールするけど、グレッグは当然例の事を許すはずもなく・・・(レベッカの写真をダーツに貼って刺しまくるほどに)。レベッカ、そんなグレッグの様子を見て、セックスを迫ったり、一時的な親権だからダメなの?なら永続的な親権勝ち取ってやるわ!と完全にズレまくり(そもそもグレッグとダリルの親権問題、全然関係ないしw)。ダリルの娘にも「あの人おかしい」と言われる始末。

〇ジョシュの罪は・・・意外と変態w

レベッカへの邪な気持ちがやましいジョシュ、友達の神父に罪リストを渡す。この内容がw 「モールでショッピング中にマネキンに発情、セクシーなマネキンだと別のでも発情、モールで見たセクシーな女の子にマネキン2体とのセックスを見物してほしくなった」ってw意外と変態だなジョシュ。でも神父、行動にあらわしてないからオッケー!!と許すw問題はそれにどう対処するか、と。

〇善人アピールから、自分と向き合わざるを得ない状況に

ステイシーに賄賂を渡して親権勝ち取ろうとしてたレベッカ、元妻に見つかりしばし口論。意外といいママで、真剣に娘の事を考えてることが分かり、自己嫌悪に。“What’s wrong with you?”の言葉に、同じことを鏡の中の自分に問うた少女レベッカの姿がよみがえる。親から認められたことがなかったから、他人からの評価が欲しかった。そしてこの町での道徳の審判者がグレッグだと思っていた、と(ステイシーはグレッグのこと知らないけどねw)。自尊心がなくて、母の愛に飢えていて、不安神経症でうつの傾向もある、と、実は自分のクレイジネスの要因は客観的に分かっているレベッカ。このへんもこれからどうしてか分かってくるんだけど。

冷静さを取り戻し、ダリル父娘のいる、グレッグの店へ向かうレベッカたち。自分たちが争えば、娘にレベッカのように傷を残すと元妻(ダリルは事情知らないけどね)。公平な取り決めをすることで合意!

それを聞いたポーラ、さんざん彼女をコケにしてたティムを許す。この後のミス・ヘルナンデスとの“無言の”会話が可笑しいw ミス・ヘルナンデス、一言も発さないんだけど、効果音楽と表情だけでポーラと通じ合ってるw

ティムの横柄な態度も直って、あとは超ヘンな事務員、カレンだけだなw 

そして最後!ジョシュが、「君に惹かれてる」とレベッカに告白!舞い上がったレベッカ、例のホームレスおばさんに報告!二人手を取り狂喜乱舞のラストw

最後のおまけ映像で、カレンの月経カップyoutube動画がww 意外とビュー数多いのがジェラシーだわw

少しずつ、ジョシュやグレッグとの恋模様だけじゃなく、レベッカ自身の内面にも近づいてきました。

でも!!今回は個人的には、愛すべきキャラ、ダリル・オン・ステージだったと思います(#^.^#) さまざまなクレイジーキャラが出てくるところがこのドラマの魅力だね♪

ダリル、めっちゃいいパパなんだけど、どんどんうす気持ち悪くなってくる最高ソングw

見て下さい、「私は善人よ」と訴える彼女の右手をw

What is Your Healthy Choice?

S1 Ep 4 
I'm Going on a Date with Josh's Friend! ジョシュの友達とデート!

なるべくスピードアップしてマメに更新したいのだけれど、ギャグのてんこ盛りなのでついつい一時停止しては調べ、の連続でなかなか進みません・・・
今回も、始まって数秒で止めちゃったw

 

〇ヘザー、abnormalなレベッカを研究対象に。あんたもちょっと変だけどねw
「異常心理学(abnormal psychology)」を専攻する、どちらかというと被験者っぽいヘザー。スライドでレベッカについて発表。「サルトルは『我々は選択する生き物だ』と言ったけど、この人はただのアホ(bonker balls)」酷評w 教授にたしなめられて、「この表現はDSM-5には載ってないのね」と。いきなり専門用語きました。始まって1分でストップ!DSM-5はアメリカの精神疾患の診断基準(が載ってるマニュアル)。このドラマ、ちょいちょいこういうところちゃんとしてるんだよな。だから余計面白い。

なぜかポーラとスケートボードで現実逃避中のレベッカ。ジョシュのインスタの通知が自分の携帯に来るようになってるw バレンシアとの2ショット画像見てピーチクパーチク。でもこの二人の大好きなところなんだけど、バレンシアに対して、ひがみ全開で悪口モードになるんじゃなくて、最初からいいところを全面的に認めて降参してるところ。まあその褒め方が卑屈で自分を貶めすぎっていうところもあるので、これはこれでまた別の病理っぽい感じではあるんだけど。二人して「このオッパイと髪は敵なし」「手首まで完璧(w)」とか言い合ってる姿が可笑しい。でもこれも、ある意味ラブコメのパロディともいえるかも。普通だったら「なにこれこのビッチ」とかキーキー言ってそうなところを、二人で褒めまくってるというw(レベッカ励ますべきところのポーラまでも) だからこのドラマって、究極の脱構築ドラマなのかもしれない、とレベッカ並みに大げさに考えてみたw しかし、フェイスブックの写真を全部遡って思春期のぶんまで見て(訳されてないけど180枚あったそうですよw)それも完璧、とか言ってるレベッカはやっぱりヤバい。

毒親ママからの電話で、ユダヤ系幼馴染&宿敵のオードラ・レヴィーンが結婚&昇進したとの知らせ。この知らせ方がキョーレツモーレツ。あれ?待てよ。このママ、すっごい見た事あると思ったら、私の心の友ドラマ、「Law&Order」シリーズでメルニック弁護士をやっていた人だ!Tovah Feldshuhという女優さんらしい。発音難しそう!ウィキ情報だとトヴァ・フェルドシュ。トニー賞常連の舞台の方なんですね、なるほど。あまりに懐かしくて、L&Oの過去出演回探してもう一度見ようと思いましたよ。

〇結局この一曲のために出てきた名もない男(あ、言ってたけど忘れた)w おつかれさん!
意気消沈するレベッカが歩いてくるのを見て携帯に、いかにも研究してる人っぽく音声記録を録るヘザー。「対象が接近中。意気消沈した様子」。で、スケボーのヘルメットかぶってるだけなのに「頭部の再形成手術か」っていうのがもう爆笑!
あーもう、こういう細かいギャグが面白すぎて記事が長くなってしまうのよね。ちなみに、このドラマって私もアメリカ人だったらやりたい、やってみたい、声に出して言ってみたい、っていうのがてんこ盛りで、だから好きというのもあるんだけど、この「研究者が録音機に向かって喋って記録」っていうのもめっちゃやってみたいことの一つ。

お菓子買い込んでストレス解消しようとするレベッカに、「あとで泣き声聞こえてくるのやだからやめてよね」とヘザー。じゃあどうすれば立ち直るの?と聞くと、ニヤリ。
部屋で一緒に出会い系を漁るw ヘザーの立ち直り法は、手っ取り早くHすることなんですねw ノリノリでレベッカTバックにしようかな、それともノーパン?」とか言ってます。バーで待ち合わせて、会って十秒くらいで熱烈キスしてます。それを見たヘザー、また音声記録取ってます。

ここでまたセクシーソング発動!レベッカ、タイガー柄のレオタード(っていうのかな)着てます。よくこんな衣装あるな。トイレのときどうするんだろう。
サビの歌詞サイコー。「名も知らぬセクシーさん 殺人鬼じゃないといいな」。「腎臓の摘出はやめて」ほんとその通りだよね。こういうときにはそれを祈るばかりだよね。それを見事に歌と映像にしてくれましたよ!
親切にも、性病(STD)の知識を披露してくれてますよ。三か月後にまた検査しなくちゃいけないんだって。それを知らない人は多いって、私もそうでした。ありがとう。脱構築だけじゃなくて、性教育啓蒙ドラマでもあるんですな!!素晴らしい。
あと「皿洗いを忘れてた」とか(お客さんあるあるだねw)「盗みをしたりしないでね」とか、相変わらずかゆいところに手が届くフレーズばかり!あとはまあ下ネタ全開なんだけど、それは見て爆笑していただくということで。

途中抜け出して見たテレビで、またバターのCM。「健全な選択をしてると言えますか?あなたにふさわしいバターを選んでください」のメッセージに我に返る。

自分の意思で「まともに戻れた」と自信を持ったレベッカ。そこまではいいんだけど、また極端に走ってしまう。食生活に全部「健全な選択」を投影。超厳密ベジタリアンのビーガンまでいっちゃうか。でもはなから信用してないポーラ、「私なんて森一つ分くらい葉っぱ試したから。ドーナツ食べなさいよ!」w


〇ついにタイトル通りに!・・・と思いきや自らぶっ壊すレベッカ
一方、レベッカのことが気になって悶々とするグレッグ。常連の少年に説教されて、意を決して今の気持ちを本人にぶつける!
ここで今日の二曲目。「僕で手を打ちなよ(Settle for Me)」、二番目はわかってるけど僕にしときなよ、という身もフタもない内容なんだけど、もうね、曲が素敵なんです。30年代ミュージカル黄金期テイスト。タキシードにタップダンスまで披露しちゃって、なぜかレベッカもドレスで加わっちゃって、クレイジー版アステア&ロジャース!グレッグ役の人がこれまた、歌がめっちゃ素敵!歌うと声がハイトーンなんですね。
しかしグレッグも相当こじらせてるな。この時点で、小学生の精神年齢・ジョシュとひねくれ者の冷め醒め男・グレッグ、どっちもかなりイマイチっていうのが絶妙の塩梅だと思いますw このへんも実は巧妙に計算されてるんじゃなかろうか。普通のロマコメなら、ちゃんと相手の男性に視聴者も恋できるように作られてるよね。だから、王道ロマコメのようでロマコメじゃない、でもロマコメ要素盛り沢山なので楽しめるしでもきっと王道通りには進まないんだろうな、と先も気になる。なんと素晴らしいドラマ!!

新しい仕事募集中のジョシュは、グレッグに言われた謎の家電屋さん?「アロハ・テック(爆)」で従業員募集の掲示を見て目を輝かせる。しかしこの謎の店がまた最高でw
ハワイアンテイストの家電屋さんって。 なぜかポケを振る舞ってるし、店員さんアロハシャツで販売してるテレビにレイがかかってるw 日本で言ったら「かりゆし電気店」みたいな?テビチでも振る舞いますか!
履歴書書くためにレベッカに相談に。すっかりヘルシー志向のレベッカ、椅子の代わりになぜかウォーキングマシンを設置してるんだけど、ジョシュめっちゃ素直にテンション上がってるw 一方レベッカは、健全な選択を実践するべく、グレッグのデートのお誘いにOK。

レベッカに書いてもらった履歴書持参でアロハ・テックの面接に臨んだジョシュ。この場面も最高だす!家電店の面接なのに、カフカとかハーパー・リーとか前編とか初稿とか盛り込んでる作文(どんな内容だよw)で、「うち向きじゃない」と言われちゃう。そりゃそうだよ!!で、焦るジョシュ、

ハーパー・リーの夫のブルース・リーが好きなだけなんです!!」ぶっ!`;:゙`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブッ
ハーパー・リーは「アラバマ物語」の作者ですから!!ジョシュらしいなあもう。

場面変わってグレッグとのデート。ウエスト・コビーナの地元イベント、タコス・フェスティバルに。
レベッカ、「デートらしい会話しましょう」って自分からふっといて、「歴代大統領で好きなのは?」しかも答え聞く前に「私はヘイズ大統領!理由は明白よ」って理由教えてよ!グレッグちょっと引き気味だけど、「私が好きなのはね、トライアングル・シャツウエスト工場火災のトリビア検索よ♪」とかマニアックな趣味にも「あれは僕もお気に入りの火災だよ!この国の労働改革の火種だしね」とかいってちょっと皮肉なユーモアで応じたりして、いい雰囲気になってきてる。「トライアングル・シャツウエスト工場火災」、調べちゃいましたよw 二十世紀初頭にマンハッタンで起きた大規模火災だそう(詳しくはwikiを)。なんかこのへんもちょっとレベッカにシンパシー感じるところなんだよなあ。わかるわかる、私もいろんな事件のトリビア調べるの大好きだもん。
ヘンテコダンスしたり、ヴァカモレコンテストの優勝者を一緒に見届けようとしたり、なかなかいい雰囲気の二人。やっぱり会話ができることは大事だよね、たとえ内容がアレでもw

と・こ・ろ・が!!
レベッカ、ビーガンのヴァカモレショップのブース店員と、なんとグレッグとのデート中に抜けてヤっちまう!!なんてこった。まあ、エセヘルシーで虚勢を張るレベッカに、「偽善者」と皮肉でからかったグレッグが引き金を引いちゃったところもあるんだけど、
明らかに調子が狂っちゃった。トイレであの曲「僕で手を打とうよ」を自分に言い聞かせるように歌うけど、これまで我慢に我慢を重ねていたいろんなものが遂に決壊!肉を食べ、(他の)男を食べ・・・
グレッグが目の前にいたけれど、グレッグもレベッカの「やせ我慢ヘルシー生活」の一部だったわけで、ここはやはりアンヘルシーな行きずり男じゃないとだめだったんだなきっと。グレッグはいきなりデート途中ですっぽかされて、家に向かったら他の男とすれ違うしで激怒。そりゃあするわな・・・ 
しかもここで弁明するレベッカが痛々しい。「デートで見せたような大人な対応する私は本当の私じゃない、私らしくない。バターのCMの助言に従うような女よ。意味不明なの。だから時間の無駄でしかない」。どこまで自己評価が低いんでしょう。なんかこのへんもほんと、他人事じゃないんだよなあ。。。だから、「レベッカ、もっと自分に自信持って!もっと自分を好きになって!」って応援したくなってしまうのだ。
様子を見に来たヘザー。落ち込みながらも「論文のネタにするなら今よ」って自虐で答えるんだけど、あまりにひどい状態に同情したのか、ヘザー「よく休みなさい」と去っていく。

〇pretentiousなところこそ、あなたの素晴らしさ
落ち込んでるところにジョシュがアロハ・テックの面接で落とされたことを知るレベッカ
自分の作文のせいとは露とも思わず、「ノースリッジ大だって悪くないのに」ってあんたw 理由が「偉そう」ていうのに激怒!英語だとpretentiousなんだけど、これには「大げさ」という意味もあるらしく。興奮してアロハ・テックの上司に猛抗議、そして何も知らない相手に向かって壮大な自分語りw これをpretentiousと言わずして何と言うの!
しかも抗議の内容が「ハーパー・リーの分析は練り込まれてた」「彼を採用せずにビデオデッキ売るつもり?!(なんでレベッカちょいちょい昭和なの)」「私のIQは164。だけど人生については何も知らないの。例えば超ひどい決断したりするの(グレッグ置き去りとかね)」ここから唐突に自分語り入ります!「私はオードラじゃないしああならない(だからオードラ知らないって)」「でも一つだけ分かるの」ここでぐいーーーーっとまた妙なカーブを描きます「あなたは―ジョシュに愛されてる。それって世界一幸せな人、いえ店なのよ。彼の採用は人生最高の決断よ」強引な結論に持ってった!!
でもこのサイコな勢いに完全に飲まれたのか、見事ジョシュ採用!!
グレッグと違ってにぶちんのジョシュ、「ポケ食べ放題で4Kテレビ売って稼げる♪」とレベッカに感謝。「君って最高!」と褒めまくる。なるほどなるほど、レベッカは自己評価がどん底なだけに、こうやって単純に褒めて喜んでくれるジョシュに救われる気がするんだな。最後はポーラと、カロリーめちゃ高そうなデニッシュをミルクにダンクして乾杯!ママからの電話も無視!何が”自分にとっての”健全(healthy)なのかを少し学んだレベッカでした。そしてレベッカを異常心理学の研究対象にしたはずのヘザー、「分類(label)したりせずに、友達でいたい」とクラスをやめて出ていく!いつの間にかレベッカに惹かれてたんですね♪わかるよ~(#^.^#)

男の顔をなめて「うげー」とか、最高w あとこの、日本人には真似できない、腰高のしっかりとした体型のレベッカが毎回体を張ってるところが好きなんです。

一曲目との落差がすごすぎw でも内容は夢ゼロ。